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Description

パイ生地を買ってくるかわりに、タイルト生地を作ることに。梨の香りの「ドーピング」は、新しい方法を試します。

材料 (6人分)

焼き型(15cmφタルト型)
1器
タルト生地
バター
50g
砂糖
大1
半つまみ
2分の1個分(カスタードと合わせて1個分)
小1
80g
打ち粉(強力粉)
適量(今回は大3くらい使った)
麺棒
1本
梨のフィリング
1個
砂糖
小1と2分の1
黒糖
小1と2分の1
レモン汁
大1と2分の1
シナモン(パウダー)
小6分の1/耳2
ナツメグ(パウダー)
小12分の1/耳1
バター
5g
梨のエッセンス
小1~大1
1器
カスタード
小1
砂糖
大1
90ml
2分の1個分(生地と合わせて1個分)
バター
8g
梨のエッセンス
小1~大1q
小鍋
1器
こし器
1器
汁碗
1器
梨のエッセンス
梨の皮のすりおろし
1個分
密閉瓶
1瓶

作り方

  1. 1

    レシピは「決定版 はじめてのお菓子作り/2008/講談社」のトライフル、ベリーのタルト、あんずのタルト、…

  2. 2

    …アップルパイ。「食べきりサイズのケーキレシピ/1703_2/井上真里恵」は彩りフルーツのタルトを参照。今回、…

  3. 3

    …カスタードは和田バージョンではない。また、「香りのドーピング」はヴァージョンB。…

  4. 4

    …なお、フィリングは「余る」前提で作ります。

  5. 5

    1。エッセンスを仕込む。梨の皮の部分だけ、おろし金などでおろす。

  6. 6

    2。密閉瓶に、おろした梨の皮とウォッカを入れて、冷蔵庫に保存する。

  7. 7

    たぶん梨はこのやり方のほうがいいだろう、とやってみた。ただ、おろしている最中に青臭さが香ってきて。…

  8. 8

    …大丈夫なんだろうか。1日程度立つと、固形分が沈殿して上澄みが出来てくる。この上澄みの液をエッセンスとして用いる…

  9. 9

    …予定。なお、皮のすり下ろしは、実際は2個分。1個は、皮をおろしてから生食しました。甘くておいしい梨、ではありました。…

  10. 10

    …でも、負担なものは負担なのであります。

  11. 11

    *漬けおいてからほぼ5日、梨は空気に触れると実も褐変するからそれだろう、茶色く、…

  12. 12

    …紅茶みたいな色の上澄みになりました(記:190910)。

  13. 13

    3。生地を用意する。ボウルでバターと砂糖、塩をすり混ぜてクリーム状にする。

  14. 14

    4。溶いた全卵のうち、半量を加える。

  15. 15

    5。牛乳を加えて混ぜ、なじんだところで残りも加える。

  16. 16

    6。よく混ざったら薄力粉を振るい入れる。へら等で、練らずに、さっくり切るように混ぜ合わせていく。…

  17. 17

    …っていうか、卵を入れたあたりからダマダマで混ざらなかったのだが、そのまま続行してしまいました。

  18. 18

    7。そぼろ状に均質化したら、手のひらのつけねの「丘」の部分で押すようにして、生地をひとつにまとめる。

  19. 19

    8。ラップでくるんで、冷蔵庫で2時間以上、ねかせる

  20. 20

    …と、やろうとしたのだが、さすがは「残暑」。バターが溶けてマッシュポテトだかキントンだかみたいな、…

  21. 21

    …固めのクリーム状に。2時間寝かせるどころか、あまりの有様に、いったんクジけて再検討に入る。とりあえず、…

  22. 22

    …ラップで茶巾にして冷蔵庫に放り込んでおくと、数時間後には、練りきりだかマジパンだか、みたいなのが。たぶん…

  23. 23

    …これを焼いたら、クッキー状になるんだろうなあ、という感じで、まあ、とりあえず続行することに。

  24. 24

    9。ここからは一息で。まず、生地を型に敷きこむ(とか、ロープーは、言うらしい)。まず生地を、強力粉の打ち粉をした…

  25. 25

    …捏ね台で、麺棒で伸ばし、3mm厚にする。

  26. 26

    *ここからは日替わり(記:190910)。生地は半分近く余った。今回、だいぶ計算が甘い、か。以下でどうなるか、…

  27. 27

    …先が思いやられる。

  28. 28

    10。生地を型につめる。つめたら底に、フォークで穴を開けて、冷蔵庫へ。

  29. 29

    11。次にフィリングとカスタード。どちらも、火を完全に通しきる必要はない。まずフィリング。鍋に、…

  30. 30

    …3mm厚程度の薄い櫛切りにした梨を入れ、砂糖、黒糖、レモン汁、シナモンとナツメグのパウダーを入れて、…

  31. 31

    …しばらくおいておく。分量の「耳」は、「耳かき」の意味だけれど、実際には、プラスチック製のスプーンマドラーの…

  32. 32

    …先の部分を使っている。事前に計量して、1杯が小13分の1程度であることを確認している。

  33. 33

    *実は、実際は、前日の再検討中から、冷凍庫入り。もちろん、カットしてから冷凍している(記:190910)。

  34. 34

    12。並行してカスタードも作る。小鍋で、薄力粉、コーンスターチ、砂糖を混ぜ合わせる。

  35. 35

    *片栗粉を、倍量入れてしまったかもしれない(記:190910)。

  36. 36

    13。牛乳のうち、大1程度を加えて混ぜ、なじませる。

  37. 37

    14。溶いた全卵のうち、残っている半量すべてを加え合わせ、こし器で濾す。

  38. 38

    *こし器は、真面目に、使った。全卵、つまり卵白が入っているので、「切って」おきたい、というのがある(記:190910)。

  39. 39

    15。鍋に残りの牛乳だけ入れ、点火。沸騰直前で止める。

  40. 40

    16。15の半量を12に加え、手早くムラなく混ぜ、15に戻し、点火。

  41. 41

    17。粘度が出てきたら火を止めてよい。バター、梨のエッセンスを加えて、バットに取るなり氷を当てるなりして、粗熱を取る。

  42. 42

    *中強火だった。鍋底に、スクランブルエッグのときのように、膜状に固化が始まったので、手早く固化部を崩して撹拌して…

  43. 43

    …火を止めた。撹拌する手は休めずにバター、エッセンスは大1くらい、加えた。バットに水半量と氷をいれてそこへ鍋を浸けて…

  44. 44

    …撹拌し続け、氷が溶けたら追加した。コーンポタージュスープくらいの粘度が付いた。鍋だけ冷蔵庫へ(記:190910)。

  45. 45

    18。フィリングに戻る。鍋に点火して、中火で沸騰させる。梨は崩さないように、静かに扱う。

  46. 46

    *というつもりだったが、フィリングに戻るまでに解凍していなかったので、このあとはぐずぐず。扱いも荒く、だいぶしっかり…

  47. 47

    …火が通ってしまった。実が崩れなかったのが幸い(記:190910)。

  48. 48

    19。沸騰したらバターも加え、2、3分煮て、コーンスターチを梨のエッセンスで溶いたものを加えて火を止め、常温で…

  49. 49

    粗熱を取る。つまり、梨に火を通さずとも、全体がなじめば十分。

  50. 50

    *実際は、「沸騰したら」ではなく、「解凍されたら」。だいぶ火が通ったところがあるので、すぐ火を止め、予熱で…

  51. 51

    …バターを溶かしてコーンスターチ+エッセンスも加えた。見た目は、色合いも含め、ほぼ、「リンゴのフィリング」。…

  52. 52

    …鍋のまま、蓋をして常温で放置(記:190910)。

  53. 53

    20。30分ほど待ったら、焼成。生地入りの型を冷蔵庫から出し、カスタードを流し入れて平らにならす。

  54. 54

    21。フィリングから梨の実だけを箸等で拾い上げて扇状に並べる。少し余るはず。

  55. 55

    22。アルミホイルをかぶせてオーブンへ。180度で45分程度。

  56. 56

    *カスタードは型の半分くらいまで、と、ほぼ想定量通り。ただやはり少し柔らかく、梨をトッピングすると沈んでいく。…

  57. 57

    …また、量はやはりかなり多めで、一回りではなく二回り分あった(記:190911)。

  58. 58

    **なお、オーブンは予熱している(記:190911)。

  59. 59

    23。この間に、フィリングのジュース分を10分くらい煮詰めて、ヨーグルトくらいの粘度が出たら火を止め、粗熱をとっておく。

  60. 60

    *実際はほぼ7分。ハチミツくらいの固さに煮詰まったところで火を止め、エッセンスを大1加えた(記:190911)。

  61. 61

    24。焼きあがったタルトの表面に、フィリングのジュース分を匙等ですくって軽く表面に塗って覆う。

  62. 62

    (記:20190909)

  63. 63

    白桃のエッセンス抽出を試みている間に、伯父貴から梨が届きました(届いてしまいました)。ちょっと今年は…

  64. 64

    …もういいかなぁ、な、感じ(私はフルーツはあんまり嬉しくない)。で、緊急で焼いてしまおう、と、思ったのですが、…

  65. 65

    …パイ生地を買うのがなんか面倒で。で、レシピ本をぱらぱら眺めていたら、なんだか、タルト生地、簡単そう、と、…

  66. 66

    …思い込んでしまったので、試してみたのですが…。

  67. 67

    あっ、コーンスターチ、と、あるのは、ぜんぶ、片栗粉です、実際は。

  68. 68

    (記:20190910)

  69. 69

    *生地は、食感は確かにクッキー系。ただ、卵感がしっかりあって、いわば「鳩サブレ(豊島屋)」を生地にした感じ。…

  70. 70

    …なので、味はおいしかった。カスタードはかなり柔かった。もう少し火を通したほうがいいのか?味は、和田レシピより好み。…

  71. 71

    …梨は、とにかく、「急がば回れ」を地で行く結果に。ちゃんと解凍されてから煮はじめないと、味が入らない。エッセンス…

  72. 72

    …については、とにかく、焼いている最中に梨の香りがはっきりと生じ、梨の香りのエッセンスが取り出されていたこと自体は…

  73. 73

    …確か。問題は、それがおいしそうな香りかどうか、ということ。ドーヴァーその他、…

  74. 74

    …メーカーの技術に脱帽(記:190911)。

  75. 75

コツ・ポイント

実験中の白桃を差し置いて、先に出来上がってしまいました。焼いてクリーム、の、方ではなく、クリームを入れて焼く方のタルト。

このレシピの生い立ち

届いてしまった梨をタルトにしてみました(私は辛党)。まあどうせ、黒連中が盗み読みしているので、そのうち嫌がらせで、どっかのメディアに、似たレシピが出ると思う。たぶんトーストの方。そっちの方がおいしいって?ふん、どーでーもいいさー!
レシピID : 5820544 公開日 : 19/09/10 更新日 : 19/09/12

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