金時豆のきんとん風くずれ甘煮(圧力鍋有
Description
皮まで柔らかくて、豆らしい美味しさのある、きんとん風の甘煮豆です。
材料
(8人分(4人分))
作り方
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1. 金時豆は、傷めないように、多めの水で、数回、水洗いをして、ほこりを取る
2. 豆の4倍量の水に一晩漬けておく
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3. 漬け水ごと、圧力鍋に移す
4. 蓋をしないで、強火にかける
5. 約7〜10分位で、アクの白泡がモッコリとしてくる
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もし、煮ている途中に、煮汁が少なくなり、
豆の頭が出てきてしまう時は、
豆頭が隠れる位に、ポットのお湯を足してください。
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8. 途中、5分に一度位、火傷しないよう、豆を一粒取り出し、包丁で半分にして、冷まし、味見して仕上変化を確かめましょう
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豆は熱いので、取り出してすぐに、指で潰すと火傷します。
気をつけてください。
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9. 豆の硬さと味変化①→④
①サクッとして青臭い生味
②ボロボロしてまだ生味
③細かくボロボロして、生味から少し旨み味
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④ボロボロ感がなくなり、なめらか、ネットリ感に、
生味が旨味になる
粗方が、
この④の目安で、豆の中に火が通りました。
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④の仕上目安は、
豆の火入れ時間の10〜15分位前から、変化してきますので、この時は、よく味見して下さい。
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続いて、圧力をかけて、皮に火を通します。
10. 一度、火を消して、圧力鍋に蓋をして、ロックします
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13. 火を消して、自然に圧力が下がったら、
蓋を開けて、
仕上げの味付けをします
14. 火をつけて、弱火にします
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15. プクプクとしてきたら、黒砂糖を3回位に分けて、鍋のフチ辺りに入れては、鍋を回して、溶かし、なじませます
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16. しばらくすると、水分が出てきます。
きんとんの餡がお好きな時は、適量のお豆をしゃもじで潰して割合を調整します。
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17. 煮汁がサラサラから、とろみがよく付いてきたら、
はちみつを廻し入れて混ぜます。
とろみは豆澱粉に火が通ると付く
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18. 続いて、塩をひとつまみ入れます
19. 最後に、醤油を廻し入れ混ぜます。
一煮立ちしたら、火を止めて、完成です。
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冷めてくると徐々に固まってきます
出来立ては、
まだ味の乗りが軽いですが、
皮まで柔らかく、豆らしい旨味が楽しめます。
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出来立ての盛付
冷蔵庫で、一晩おくと、
しっとり固まり、味が染みて、より美味しくなります。
二晩目は、もっと旨い。
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一晩おいたものの盛付
次回のコツ
豆食感に荒さが残る時は、
9.④粗方ネットリ判断を少し長めにとると、より滑らかになる
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16.で、お豆の1/3量を潰して餡にした時の盛付
この位のくずれ具合のきんとんが、バランスが絶妙で好きです。
激ウマ。
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16.で、お豆の全量を潰して餡にした時の盛付
お豆の香り、お味、なめらかさが絶妙で、もはや、スウィーツ!
超ウマです。
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⒏-9.の仕上り変化の確認は、お豆の調理変化を見る為です。
火の入り方は、面白いです。
大体の時間目安を書いておきます。
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8人分時間の目安
1-2:水浸:1晩
3-9:豆の火入:45分
10-12:皮の火入:3分
14-19:仕上げ:15分
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4人分時間の目安
1-2:水浸:1晩
3-9:豆の火入:29分
10-12:皮の火入:3分
14-19:仕上げ:10分
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レシピ確認設備:
圧力釜: 3リットル容量
ガス: 都市ガス
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最新セルフつくれぽ:
20/8/17 400g 激ウマ
20/9/13 400g 旨旨
豆の火の入り方が解ると簡単です。
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コツ・ポイント
圧力なしで豆に火を通した後に、圧力ありで皮に火を通し、仕上げは、圧力なしで味付け、とろみを出す。
黒糖、ハチミツを使うと、コクが出ます。
最後の醤油は、香り付けです。
一晩二晩たつと、より美味しくなります
このレシピの生い立ち
この豆を自分でも、簡単に煮たいと思い、試行錯誤している内に、面白くてハマりました。
おいしくできるようになったので、アップしました。
豆きんとん風に、くずして煮るのも結構いけます。
アレンジして頂ければ幸。