シリア自慢の保存食〜小なすのマクドゥース
作り方
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1
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小なすを洗い、沸騰させたお湯で10分ほどゆでる。十分にやわらかくなったら火を止めて、ざるで冷ます。
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2
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ヘタを落とす。できるだけ切り落とす部分が少なくなるように。
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3
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縦に切り込みを入れて、本のように開く。最後まで切り落としてしまわないように注意。
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4
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断面と外側にしっかりと塩をすり込み、元通り閉じてざるや裏返したバットに置く。
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5
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上から重しをして1日置く。余分な水分を出す。
1日経ってもまだ水っぽかったらさらに半日~1日。天日で乾かしてもOK。
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6
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これくらいぺったんこの水気が抜けた感じになりました。
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7
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十分に水気が出たら、詰め物の用意をする。にんにくはみじん切りに、くるみは細かく砕く。
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9
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7の水気をキッチンペーパーなどでしっかり切り、6とまぜる。
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10
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なすの水気がもし残っていたらキッチンペーパーで吸い取り、8の詰め物をスプーンでたっぷり挟んで閉じる。
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11
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瓶などの保存容器に9を平らに重ねていき、最後に全体が浸る量のオリーブオイルを注ぐ(写真は詰め過ぎ)。
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12
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漬けてすぐでも食べられますし、保存食なので数ヶ月寝かせてもよいです。時間が経つと酸味が増すそうです。
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13
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私が産直で購入した小なすはこのサイズ。ひとつ35gでした。普通は小さいものを使うのですが、通常サイズでも作れはします。
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コツ・ポイント
・なすの水気をしっかりしっかり抜くこと。残っていると、酸っぱさや劣化の原因になります。
・なすは切り込みの深さに注意!
・なすは切り込みの深さに注意!
このレシピの生い立ち
ヨルダンに住むシリア人家庭で教えてもらいました。シリアの大事な保存食だそうです。ヨルダンでは思うような材料が手に入らないこともあるけど毎年作るそうで、訪れた時も誇らしげに出してくれました。地元の産直で小さななすを見つけたので作ってみました。