よそう手前にだけにコツがある、酒粕豚汁
作り方
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1
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水1.5リットルに昆布と干し椎茸を入れて30分は放置。煮立たせて鰹節を投入し、鰹節は網じゃくしで掬う。まあ出汁は自由に。
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2
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根菜(①~⑤、牛蒡、人参、大根、馬鈴薯、玉葱は皮をそれなりに剥いたり落とす、何名か欠勤もあり)は短冊切りに。
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4
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鍋で上記根菜①~⑤、かつ蒟蒻を油炒めして、さっと火入れをする。干し椎茸の戻したのも切って、具材として。
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5
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出汁を流し込み、油揚げも加える。
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6
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火が通ったらば、味噌を溶き入れる。
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7
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適度に切り分けた豚肉を投入する。手でちまちまとちぎって、酒粕も入れて沸かす。お玉で攪乱させる。
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8
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さて、よそうべきお椀に、柚子の皮で底を拭き、山椒、唐辛子を振り入れる。
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9
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そこへ酒粕豚汁を注ぐ。白葱薄切りをパラリ。朝の寒い時分に、あると嬉しい目覚めの一杯。迎え酒をするよりは、良いではないか。
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10
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おかわりにはご飯を入れて、猫まんまにして食すにゃーん。
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コツ・ポイント
材料は豚肉と酒粕と味噌があれば、あとは何でも良い。追加で青葱もぱらりと、茗荷や三つ葉を微塵切りで、生姜(スジが通り凛々しく)やニンニク(パンチが出てコクがアップ)すりおろしなどで、遊ぶ。
このレシピの生い立ち
我が家の豚汁は、小学生の物ごころがつく頃には、必ず酒粕入りであったよ。おかげですっかりつつがなく、酒飲みに育ちましたとさ。とっぴんぱらりのぷう。安心してください、きょうだいの下二人は呑兵衛ではありませぬ。