やおやの柿大根
Description
柔らかくなった柿も漬け物に使えば柿の風味と甘さが大根に合う。山形県庄内地方は柿と大根の産地なので昔から作られてきた。
材料
(かなりの量)
作り方
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1
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2~3日干した大根を半分の長さに切って、太い方は四つ割、細い方は半割にする。葉があるときは葉をつけたまま切る。
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2
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塩と砂糖と酢を混ぜて大根にまぶす。柿はへたをとる。重石は必要ない。柿が柔らかければ潰してもよい。
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3
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袋に入れて数時間すると水が上がってくるので、大根の上下を返しつつ調味料の溶け残りを溶かす。
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4
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1日ぐらいで大根が浸るくらい水が上がってくるので、1日一回くらいかき混ぜる。3日ぐらいで完成。
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5
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食べるときは洗って、1センチくらいに切る。わりと厚めに切った方が美味しい。
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コツ・ポイント
柿は柔らかければ使えるが、手でつぶれるほど柔らかければまんべんなくまぶさって早くなじむ。大根はしなるくらい干して水分をとばすと風味が増す。柿の実を食べた後の皮だけでもできると教えられた。柿はさわし柿を使用。秋に冷凍しておけば年中作れる。
このレシピの生い立ち
柿は固めの生食が日本では好まれているが、特に早生柿は柔らかくなるのが早くて八百屋泣かせの果実である。柿ジャムや柿あんなどいろいろ試してはみたが、やはり昔から親しまれてきた大根と合わせる方法が一番合っているように思う。