ボタ餅の怪・東西遊記(若狭ノ國)の画像

Description

江戸時代の医師・橘南谿が著した諸国奇談。ボタ餅を自称する妖怪も登場〈大方こんなヤツなるべし〉と当てずっぽうで拵えました

材料 (1人分)

80g
大さじ3
グラニュー糖
小さじ1/2
一摘み
シナモン・きな粉
少々

作り方

  1. 1

    〈つぶ餡〉鍋に茹で小豆・水・グラニュー糖・塩を投入、弱火で煮ます。撹拌しながら、固めの餡になる位に水分を飛ばせば出来上り

  2. 2

    団子粉をボウルに入れ、少量ずつ水を加えて捏ねます。生地の固さは耳たぶ程度、生地がまとまるまで続けます

  3. 3

    まとまった生地を〈さっぽろ雪まつり〉のような雪ダルマ形に整えます。なお、頭部・底部は深く凹ませておき、茹で易くします

  4. 4

    沸騰したお湯に生地を投入。浮いたら、さらに5〜6分間茹で続け、鍋からすくい上げたモチを水洗いします

  5. 5

    モチ・頭部凹みの中に〈つぶ餡〉をたっぷりと詰め込みます。シナモン・きな粉を振って完成

コツ・ポイント

生地捏ねは、ボソボソ状態の団子粉を指で摘み上げる動作を繰り返しながら一ツにまとめてゆきます。必ず水は湿らす程度に少量ずつ足してゆき、絶対に指先への粘り付きを避けてください。収拾がつかなくなります

このレシピの生い立ち

毎夜、床下から妖怪らしき奇妙な声がする。床板を挟んで尋問を行うが、頑として正体を明かさない。困り果てた末に、お主はボタ餅かと問えば、然りと答える。たったそれだけの、そっけない噺。ボタ餅ながら人を食ったような憎めない奴。扨気になるのはその味…
レシピID : 7744612 公開日 : 24/02/10 更新日 : 24/02/11

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