ばぁちゃんの味「瓜と胡瓜の粕漬け」
Description
出来るまで半年以上かかるお漬物です。毎年秋口に漬けはじめ、初夏には食べ頃のほんのり甘い、奈良漬とはちょっと違った粕漬けができます。(写真は手前が白瓜。奥のが粕に漬かってる白瓜(前)と胡瓜(奥)です。)
材料
(2人分)
白瓜の塩漬け
1袋(2.5k~3k)(内地のもの)
胡瓜の塩漬け
1袋(北海道産のもの)
醤油
ひたひた程度(安いものでよい)
酒粕
2kg
本みりん
180cc~200cc
ザラメ
1kg
作り方
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1
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9月に入るとスーパーの店頭にいろいろな塩漬けが並びます。ばぁちゃんの長年の経験から、白瓜は内地(本州)産・胡瓜は北海道産でないとベタベタになってしまうとか。ここはひとつ年寄りを信じてみようっと(笑)。
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3
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←温暖な地域にお住まいの方は冷蔵庫に入れて下さい。粕床に漬ける前日に酒粕にザラメを入れて溶かしておきます。二度漬けするので一度に使う量は分量の半分です。
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4
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ザルにあげて醤油を切り、キッチンペーパーなどでしっかりと醤油を拭きます。酒粕とザラメに本みりんを混ぜ合わせて厚手の大きなビニール袋に入れ、その中に白瓜・胡瓜を漬けて樽に入れ、家の中の涼しい場所に約3ヶ月置きます。
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5
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粕床から取り出して新聞紙などでよく粕を落とし(水洗いは厳禁)、手順3.4と同じ粕床を新しく作って同じように2.3ヶ月漬けます。漬けあがりは初夏なので、粕床ごと袋のまま冷蔵庫で保存して下さい。冬はシバレない程度の場所に置いて下さい。
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6
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粕床に漬けたまま冷蔵庫に入れると2.3年経っても腐りません。食べる時に1個ずつ取り出して粕を洗って一口大に切り、タッパなどに入れて冷蔵庫で保存して下さい。粕を洗って切ってからは10日ぐらい日持ちします。胡瓜は細長く切ってお新香巻きにすると最高です。
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コツ・ポイント
水をいっさい使わず、醤油を使ってじっくり時間を掛けて塩漬け瓜と胡瓜の塩抜きをします。何年も持つのでばぁちゃんは一度に20kちかく漬けています。
このレシピの生い立ち
ばぁちゃんのレシピ。私はまだ実際に漬けたことがないけど、いつか漬ける日のためにアップ。この漬物だけは母もばぁちゃんに適いません。私も60歳まで上手に漬けれるようになるかな?(笑)
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