レシピ材料欄の「だし汁」「出汁」とは

昆布・かつお節などの素材から煮出す、和風だしの素を溶かす、市販のだしパックを煮出す、のいずれかの方法で作る汁のこと。和風料理の味付けの基礎となります。

昆布・かつお節などの素材からだしをとる

素材からとるだしはうまみたっぷりで香りがよく、料理が美味しくできあがります。鍋で加熱する、漉すなどの手間はかかりますが、取っただしは冷蔵で2日、冷凍で1ヶ月ほど日持ちします。少量のみ必要な場合や時間がない時には、電子レンジや茶こしを活用して手早くとることもできます。

だしのとり方
昆布・削り節の順に鍋で煮出し、漉します。昆布のみ、削り節のみでもだしをとることができます。少量が必要な場合や時間がない時など...

和風だしの素を溶かす

水やお湯に溶かすだけで手軽にだしが作れます。また、顆粒・粉末タイプは量や濃さの調整も容易です。化学調味料無添加のもの、減塩タイプのものなど様々な商品があります。

だしの素使用量の目安

水の量 だしの素(小さじ) だしの素(g) スティックタイプ(1袋4g)
150ml 小さじ 1/3 1g 1/4本
300ml 小さじ 2/3 2g 1/2本
600ml 小さじ 1と1/3 4g 1本

市販のだしパックを煮出す

昆布・削り節・魚粉などが入ったパックを煮出してだしをとることができます。素材のだしの風味を持ちつつ、だしの素の手軽さも兼ね備えた、両者の中間のような位置づけです。