灰汁巻き 【chie風akumaki】の画像

Description

島津藩の兵糧だったというあくまき。本場の市販品はもっと色が濃く、柔らかくねばっこいようですが、これは気軽に作れ、誰もが食べやすいように、chieさんがアレンジしてくれたもの。本場とやや違っても東京で自作・・尊敬。まこちうんめ。

材料 (5~7本分)

5と1/2C
2/3C
竹の皮
10枚位(必要枚数)
【dip】
  黒大豆キナコ
お好きなだけ
  三温糖
キナコとまぜて
  ざらめ
お好みで

作り方

  1. 1

    写真

    もち米を研ぎ、重曹+水に約1日位(24h)浸す。
    灰汁の代用に重曹を使う。水は普通にお米を炊く時位の量。

  2. 2

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    竹の皮は流水で洗い、2~3h水に漬けて柔らかく戻しておく。
    1,2回、水を変える。

  3. 3

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    柔らかくなったら水気を切り、竹の皮の下の方は固いので、少し切り落とす。
    1枚を細く丁寧に縦に切り裂き、必要本数の紐を作る。

  4. 4

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    翌日、もち米をザルに上げておき、水気が切れたら、竹の皮の大きさに応じて中央に適量を乗せる。
    欲張ると炊いている間にふくれて、はみ出るので注意。

  5. 5

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    竹の皮を横に置いてまず向こう側と手前で巻き、もち米を包み、真ん中部分を③で作った裂いた竹の皮紐でゆるめに結ぶ。

  6. 6

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    丁寧に両側からゆったりめに包みこむ。竹の皮の下側を先にかぶせ、竹の皮の先端が上になるように、きれいに。

  7. 7

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    包んだら、3箇所をゆるめに縛り(きつくしない)、大きめの鍋に入れ、水をかぶる位入れる。(chieさんはここでは重曹は入れないそうです)

  8. 8

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    強めの中火で火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋をし、約1時間位炊く。
    途中であくまき達を上下入れ替えて。

  9. 9

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    炊き上がりはもち米がふくらみ、ピチピチ、むっちりな感じ。触り心地は自分のモモ肉。炊いた湯は麦茶色になっている。捨ててよし。

  10. 10

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    きれいな水にとってさます。少しすると水がぬるくなるので、2回位水をかえて漬けておき、粗熱を取る。
    トータル15分位でしょうか。

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    水からあげて、竹の皮の端からも水分が落ちるように横にしておく。
    ケーキクーラーの上などに置くと良い。
    結んだ紐がゆるんでいたら直し、長さを揃えて切る。

  12. 12

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    水気が取れてきたら、上に向けてそのまま90分位、乾かす。乾いたらラップ等で包んでおく。1日経ってから切り分けて、黒大豆キナコ+砂糖や、ざらめなどをつけながら食べる。

コツ・ポイント

固くなるので冷蔵庫には入れない方がよい。それでも1週間位はもつそう。
本来、ケヤキの葉を燃やした灰の灰汁で作ったようですが、現代では上質な木灰はなかなか手に入らないのであの独特の灰汁の香は出せないけど
重曹で代用してます。

このレシピの生い立ち

友達のChieさんが、お義母様伝授のあくまきに、彼女と殿の好みで試行錯誤されたものを教えてもらいました。アイガトサゲモシタ~!(でも見てただけなので一人じゃ作れないかも(^_^;)来年も見学?)
レシピID : 193443 公開日 : 05/04/19 更新日 : 05/04/24

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

1 (1人)
初れぽ
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おこげごはん
大好きなあくまきが重曹で作れるなんて感激です。またトライします

良かったです。あくまき広めたいですね。