アップル・パイのコツと作り方の巻の画像

Description

紅玉を友人から戴いたので早速パイ作りに取組ました。パイ生地を作るのは手間と注意が必要ですが、私が出来たのだから誰でも・・

材料 (4人分     パイのカテゴリ−で登録されました。感謝します。)

バイ生地
バターORマーガリン
20g
25g
薄い塩水
カップ1
打ち粉用薄力粉
適量
フィリング
紅玉=ジョナサン(ジョナゴールドは別物です)
1ケ
砂糖
大1
バターORマーガリン
小1
あればラム酒
小1
接着剤
1ヶ
道具
テーブル/俎板
1
冷たいボール
1
透明プラスティク俎板
無くても、のし棒だけでも可
のし棒
1

作り方

  1. 1

    紅玉(和名ジョナサン)が入手できたら是非りんごパイを作ってみて下さい。他のりんごでは味わえない味・食感です。

  2. 2

    まずは時間のかかるパイ作りです。バターになるべく触れないようにして7mm位のサイコロに刻みます。

  3. 3

    冷たいボールに刻みバターと薄力粉を入れ、指てなくヘラで混ぜ込んでいきます。バターに粉を押し込んでいく感じです。

  4. 4

    10分もすると少しまとまりかけます。ここに塩水を少しづつ加え、さらに混ぜ込んでいきます。

  5. 5

    バターのツブは残っていてもいいのですが、少し柔らかめに一塊にします。あとで打ち粉をするので柔らか目が良いです。

  6. 6

    塊りはラップし一晩冷蔵庫で寝かせます。このまま保存の場合は冷凍庫ですが、解凍は冷蔵庫で行って下さい。

  7. 7

    次の日は、りんごです。りんごは8等分にし5mm厚くらいの銀杏切りにします。皮は剥きません。すぐ塩水に放ちます。

  8. 8

    銀杏切りのりんごを熱湯によく、くぐらせて皮を洗浄します。湯切りしたら電子レンジで3分チンし、かき混ぜてまた3分チン。

  9. 9

    ここに砂糖とラム酒、バターを加えまた3分チン、かき混ぜてまた3分チンで完成です。皮も剥がれず紅色のフィリング完成です。

  10. 10

    りんごは冷まして置き、パイ作りの再開です。透明プラ俎板があると平均な厚みにできて都合よいです。塊りの半分を取分け
    ます。

  11. 11

    取分けた塊りは冷蔵庫に戻して、以下の工程を繰り返すと四角のパイシートが4枚できます。

  12. 12

    生地に打ち粉をし大体長方形に伸ばします。この上にプラ俎板を乗せてのし棒で6mm厚位に広げていきます。

  13. 13

    プラ俎板から生地が透けて見えるので均一に広がるようコントロールして下さい。生地を三つ折りにし長方形にたたみます。

  14. 14

    あと2回繰り返したら生地を半分に切り、それぞれを3mm位の真四角にすれば、売り物のパイシートの完成です。ずっと打ち粉をし

  15. 15

    俎板にくっつかないようにして下さい。シートは、捏ねられて疲れてますから30分間だけ冷蔵庫で冷やし休ませてあげて下さい。

  16. 16

    ここで冷蔵庫に取分けた塊りを取り出し、同じように四角のパイシートを作ります。同じく休ませてあげて下さい。

  17. 17

    次はオーブン準備です。200℃にセットします。上段を使い焼き上げます。
    パイシートは二つに切断したので

  18. 18

    10cm角位のシートが4枚できたはずです。対角の半分に切れ込みを入れます。X字型に残るようナイフを入れて打ち粉をします。

  19. 19

    片方に具を載せ三角に寄せ卵で接着します。縁はホークでチョンチョンと軽くつぶしかっこ良く仕上げます。卵を表面に塗り完成。

  20. 20

    ここまでをシートの温度が上がらないよう手早くやるのがコツです。パイ皮の下に熱が伝わるよう、鉄板に直にパイを置きます。

  21. 21

    25分で膨らんで焼き上がりますが、パイの下の様子を見てみて下さい。紅茶と一緒にどうぞ。うーん、リッチ

  22. 22

    パイ作りの失敗の原因集です。1.形が出ない。→折る回数不足、伸ばすとき厚すぎた。2.層ができない→バター不足、

  23. 23

    水分不足、折り畳み過ぎ、温度が低い。3.縮む→打ち粉が多すぎた、オーブンの鉄板が油でベトベト、焼く前シートが温まった。

  24. 24

    4.サクサクしない→焼く時間の不足、高温過ぎた。
    こんな診断でありますが、一発でできるはずですから頑張って下さい。

  25. 25

    桜科の林檎は全世界で何千種とありますが、身近なものについてコメントをどうぞご覧ください。青森県藤崎町の「ふじ」とは・・ね

  26. 26

    パイ生地の話しもコメントをご覧あれ。

コツ・ポイント

秋はバターが溶けなくてパイ作りには良い季節到来です。パイが既製品のようにきれいにサクサクと膨らむかは、生地に熱を伝えないことと、焼くときの急熱によるショックの力です。このままでもOKなのですが、強力粉と半々にすると尚サクサクになります。

このレシピの生い立ち

冷凍パイは高いし、何より自作をモットーとしています。紅玉が店頭で手に入らないのは寂しいものです。

次は、ミルフィユをお楽しみに。いわばパイ生地のご本家というわけですが、バターを畳み込む一段上の技術です。
レシピID : 2009810 公開日 : 12/10/29 更新日 : 21/09/11

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