大村寿司（もどき？）

（事前準備）　干ししいたけを水に浸けてもどしておく。

（具材：鯛）　切り身全体に塩をふってキッチンペーパーで包み、冷蔵庫で3～4時間置く。

切り身の表面の塩を薄い酢水で洗い流し、甘酢に30分ほど浸ける。

かんぴょうを柔らかくなるまで茹でて流水で揉み洗いした後、水気を拭き取ってみじん切りにする。

しいたけは石突を取ってみじん切りにし、かんぴょうと一緒に煮汁に入れ、焦げないように注意しながら煮汁がなくなるまで煮詰める。　完全に煮汁がなくなったら冷ましておく。

（具材：にんじん、ごぼう）　ごぼうはみじん切りにした後、薄い酢水にさらしてアク抜きする。

（具材：錦糸玉子）　玉子に砂糖、塩を加えてよく溶きほぐす。フライパンは一度熱した後に濡れ布巾に載せて少し冷まし、油を薄くひく。玉子液の1/6を流し入れて全体に広げ、両面焼けたらまな板の上に広げて取り出す。

残りの玉子液も同様にして薄焼き玉子を6枚作り、表面が完全に乾いたら適当な幅に切ってから細切りにする。

（寿司飯）　寿司酢用の酢、砂糖、塩を鍋に入れて加熱し、砂糖、塩を溶かす。このとき、煮立たせない。火を止めてから昆布を入れ、20分ほどして取り出す。　寿司酢のうち10ccは別にとっておき、型と包丁に使います。

ご飯が炊けたらすぐに寿司桶かボールなどに移し、寿司酢をかけて1分間で手早くしゃもじで切るように全体に混ぜた後、ご飯を広げて団扇で扇いで冷ます。ある程度冷めたらそのまま20分ほど置いてなじませる。

（仕上げ）　型の内側と落し蓋に別に取っておいた寿司酢を塗り、寿司飯の半分を型に隙間なく敷き詰める。

寿司飯の上にしいたけ、かんぴょうの広げ、その上ににんじん、ごぼうを広げて載せる。

上に落し蓋を載せて体重をかけて押した後、落し蓋の上に重り（写真は桃缶です(笑）を載せて1時間ほど置いておく。　

型から外し、食べやすい大きさに切る。このとき包丁に寿司酢を塗っているとべとつかず切りやすくなります。