冷蔵発酵&湯種食パンの画像

Description

水分たっぷりの割には成形が楽な湯種パン。冷蔵発酵前に生地が膨らむかがポイント。グルテンを鍛えるとぼちぼち膨らむ。

材料 (18cmパウンド型1台分 )

湯種用
40g
熱湯
80ml
生地本体用(本捏ね用)
100ml
3~4g(小さじ2/3)
砂糖
大さじ2
小さじ1/2
バター(マーガリン)
10g

作り方

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    湯種用の強力粉を入れた器に、熱湯を一気に注いでかき混ぜる。熱湯はポットのお湯をレンジで加熱すると手軽。

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    熱湯をむらなく混ぜたら、1時間程寝かせて湯種完成。寝かせる時間は2時間でも半日でも一晩でもいい。

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    熱湯の量が多いので、かなり柔らかい仕上がり。透明感がある。

  4. 4

    牛乳は生地投入前に人肌にする。冷たすぎるとうまく発酵しない場合がある。
    ※寒い時の生地の休ませ方は20参照。

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    生地本体の強力粉に塩・砂糖・ドライイースト・冷ました湯種を混ぜる。人肌に温めた牛乳を注いでゴムベラか手で混ぜる。

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    最初はかなり粉っぽいが、捏ねているうちに団子状にまとまる。最初はゴムベラで混ぜ、途中から手で握るように捏ねると早い。

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    全体に水分がなじんで粉気がなくなったら、ラップなど蓋になるものを乗せて20~30分生地を休ませる。

  8. 8

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    バターを入れ、5~10分程度捏ねる。バターが混ざった後も捏ね回す感じ。丸くまとめてから10~15分生地を休ませる。

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    表面が滑らかになるまで生地を数回丸めるか、三つ折り2回後に丸める。生地温度が発酵に適した26~28度程度あるか確認する。

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    更に5~10分休ませてから生地を数回丸める。この辺りで大分べたつきがマシになってくる。

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    生地が2.5〜3倍になるまで発酵。その後また丸める(パンチ)。
    30度60分。
    夏は室温で60分。

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    パンチする時は、生地の中心から端に向かって、空気を追い出すように手で優しく押す。平らになったら三つ折りして丸める。

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    油を塗った容器に入れて、冷蔵庫で一晩冷蔵発酵。

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    冷蔵庫に入れる前の発酵時間が長いので、庫内でも発酵は順調に進むはず。冷蔵発酵についての詳細→ID:5559985

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    翌日。冷蔵発酵した生地が2倍以上に膨らんでいるか確認し、冷蔵庫から出した生地を平らに伸ばして3分割。

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    35度20分。温めて生地の温度をしっかり上げる。終了時点で16~20度位になる。写真は分割忘れた。

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    後で伸ばしやすい楕円形に丸め直して、ベンチタイム30度30分。ちなみに、この時点での生地の温度は22~24度程度。

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    生地を綿棒で楕円や長方形に伸ばし、型より少し狭い幅になるように両脇を折る。麺棒を掛けて生地を押さえる。

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    生地をくるくる丸めて巻き終わりをとじる。巻き終わりを下にして、油を塗った型に詰める。くっつきやすい型は紙を敷く。

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    オーブンの発酵機能で二次発酵40度50~60分。生地の一番高い所が、型から2cmはみ出す高さ=2倍サイズになるまで。

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    200度で予熱し、焼く時に190度に下げて20分焼く。オーブンの熱風で焼き色を付ける都合で、型は縦置きして焼く。

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    焼けたら熱いうちに型からすぐに出して冷ます。切るのは完全に冷めてから。出来れば翌日だと切りやすい。

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    断面図。ふわふわというよりは重めか。

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    室温が低い時期
    生地を休ませる時とベンチタイムは必ず保温する。コップ一杯程度の熱い湯と一緒にオーブンに入れておく。

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    休ませる時間に生地を冷やさず保温出来ればいいので、保温場所は発泡スチロール箱でもいい。

コツ・ポイント

一次発酵までにちゃんと膨らむ気配がないと、二次発酵で1時間以上かかる。9で生地の温度が24度未満の場合、11での発酵時間が長くなってでもしっかり発酵させる。オーブンはビストロ使用(熱風循環式)

このレシピの生い立ち

そこに最強力粉があるからやった。URLは、冷蔵発酵前の発酵時間確保の理由が書かれた参考資料。
https://ameblo.jp/breadperson/entry-11518854336.html
21/6/25 二次発酵前の写真を変更。
レシピID : 4748662 公開日 : 19/03/29 更新日 : 23/03/07

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1 (1人)
初れぽ
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toruo37
食パンレシピでしたが、成形して惣菜パンにしました♪モチモチで美味しかったです!!