甘さ控えめ限界の黒豆煮(簡単漬け込み煮)

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Description

甘さ控えめの限界?に挑戦。
シロップに漬けて煮るだけで完成。
黒豆の風味、滋味深さを感じられます。

材料 (10人分?)

200g(1・3/4Cくらい)
【シロップ】
三温糖(砂糖)
100〜140g(黒豆質量×0.5〜0.7)、140gが標準
醤油
大1(15mL)
1.5〜2L(黒豆質量×7.5〜10倍)、蓋をして煮るなら1.5が標準、蓋をせずに煮るなら2Lが標準

作り方

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    【材料】

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    【工程1】
    シロップを作ります。

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    【工程1−1】
    お鍋に水、三温糖、醤油を加え、火にかけて三温糖が溶けるまで温めます。

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    【工程1−2】
    三温糖が溶けて澄明になったら火を止めます。

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    【工程2】
    黒豆をシロップに浸します。

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    【工程2−1】
    洗った黒豆を工程1−2のシロップに加えます。

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    【工程2−2】
    ふたをして一晩そのままにしておきます。

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    【工程3】
    黒豆を煮ます(約1.5〜2時間)。

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    【工程3−1】
    落としぶた(アルミホイルでも可)をします。

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    【工程3−2】
    弱火中火にかけます。

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    【工程3−3】
    湯気が出てくると灰汁も出てきますので、灰汁を取ります。

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    【工程3−4】
    (お鍋の半分くらい沸騰しているくらいの火加減で)灰汁(白いムース状)を取ります。

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    【工程3−5】
    灰汁が白いムース状→泡っぽくなってくるまで灰汁を取ります(5〜10分くらい)。

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    蓋をして煮る場合は、【工程3-6】へ。
    蓋無しで煮る場合は、とろ火(最弱火)にし、(15に続く)

  15. 15

    常に湯気が出ているくらいの状態を保ち、落とし蓋が見えるくらいまで煮続け、【工程3-11】へ。

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    【工程3−6】
    とろ火(最弱火)にし、密閉しない程度に隙間を開けた状態でふたをします(密封するとふきこぼれます)。

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    【工程3−7】
    30分程たったらふたの隙間を少し広げます(このあたりからふきこぼれ注意です)。

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    【工程3−8】
    さらに30分程経ったらふたを開けます。黒豆を一粒取り、煮え具合を確かめます。

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    【工程3−9】
    黒豆は柔らかくなっていると思いますが、もし芯が残っているようでしたら、工程3−8を繰り返します。

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    【工程3−10】
    芯がなくなったら、黒豆が煮汁から顔を出す一歩手前くらいまで煮詰めていきます(弱火中火くらい)。

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    【工程3−11】
    煮詰まったら火を止め、すぐにふたをします。室温までそのまま冷まします。

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    【工程3−12】
    室温まで冷めたら出来上がりです。お疲れさまでした。

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    【補足1】
    しわが嫌でしたら早めに火を止めてください(温度が下がると煮汁体積も減り、黒豆が空気に触れやすくなります)。

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    【補足2】
    煮ている時の甘さが物足りなくて心配になりますが、冷めた時の方が味が染みて甘く感じるので大丈夫です。

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    【補足3】
    工程3−7〜3−9で、黒豆が煮汁から顔を出しそうだったら、お湯(1C程度)をたします。

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    【補足4】
    水は黒豆質量×5倍程でもよいですが、×7.5倍だと差し湯不要でした。×10倍だと煮詰めるのに時間を要します。

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    【独り言1】
    しわの豆があっても煮汁に完全に浸っていた部分の豆にしわはないですので、あまり神経質にならなくてよいのかも?

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    【独り言2】
    鉄鍋や釘を使ってないので、真っ黒にはなりませんが、黒豆の本来?の紫色(アントシアニン)が私は好きです。

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    【独り言3】
    黒豆質量×0.5倍の三温糖量だとほぼ甘さなし?のわずかな甘味ですが、いっそう黒豆の風味を感じられます。

コツ・ポイント

(1)黒豆の顔を煮汁から出さない(空気に触れるとしわが寄るので)。
(2)ふきこぼれ注意(煮汁濃度が高くなってくると粘度が増し、ふたの隙間が狭いと、密閉されていなくてもふきこぼれます。)。

このレシピの生い立ち

甘ったるくない黒豆煮が作りたかったため。調味料を後から加える方法は、しわが寄りやすく、味の調整も手間ですので、シロップ漬込法とし、三温糖を毎年1割ずつ減らして黒豆質量の5割(が限界かな?)まで削減可能なことを確認して公開することにしました。
レシピID : 6583459 公開日 : 20/12/31 更新日 : 23/12/31

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