姿は伊達巻風、その実、しっとりだし巻玉子

姿は伊達巻風、その実、しっとりだし巻玉子の画像

Description

 姿は伊達巻、中身はだし巻玉子。
 材料1は甘くない「料亭バージョン」、材料2は少し甘辛い「家庭バージョン」です。

材料 (4人分)

1.甘くない「料亭バージョン」
約200g
 
~調味料~
 だしパック(市販)
1袋
550ml
12g((大さじ1+小さじ1))
 塩
小さじ1弱(約4g)
 
2.少し甘辛い「家庭バージョン」
約200g
 
~調味料~
 だしパック(市販)
1袋
550ml
 醤油
25g(大さじ1+小さじ2))
 砂糖
15g(大さじ1+小さじ2))
 日本酒
15g(大さじ1)
小さじ2
 塩
少々

作り方

  1. 1

    1の甘くない「料亭バージョン」、2の少し甘辛い「家庭バージョン」とも、それぞれ、以下の2以降の手順で作ります。

  2. 2

    だし汁は、市販の「だしパック」を煮出して作ります。「だしパック」は、塩分の少ないものを使います。

  3. 3

    天板に敷くオーブンの天板にクッキングシートを合わせ、天板の内縁に沿ってシートに折り目をつけます。

  4. 4

    折り目をつけたクッキングシートは外しておき、天板をオーブンに入れて、200℃で予熱します。

  5. 5

    ハンペンを2cm角に切ります。

  6. 6

    フードプロセッサーに卵を割り入れ、調味料の全てを入れて、滑らかになるまで撹拌します。

  7. 7

    フードプロセッサーの容器容量が少ない場合、「材料」の半量ずつを、2回に分けて攪拌して、滑らかにします。

  8. 8

    オーブンの天板にクッキングシートを敷き、6・7を流し入れ、200℃のオーブンで20~30分間、焼き色がつくまで焼きます。

  9. 9

    オーブンで焼いている途中、部分的に大きく膨らむことがあれば、菜箸などでつついて、気泡の空気を抜いて、引き続き焼きます。

  10. 10

    綺麗な焼き色がついたら、クッキングシートごと、オーブンから取り出して、巻き簾の上に、シートが上になるように置きます。

  11. 11

    クッキングシートをゆっくりはがし、巻き簾の竹の向きに沿って、2cm間隔に切り込みを入れて、巻き簾にくるんでいきます。

  12. 12

    両端と真ん中を輪ゴムで留め、冷蔵庫で冷やします。

  13. 13

    十分冷えたら、巻き簾から外し、2cm幅に切って、盛り付けます。

  14. 14

    *****料亭で食べるだし巻玉子は、出汁たっぷりで、作りたてを味わうものです。時間が経つとだし汁が流れ出してきます。

  15. 15

    家庭で作るだし巻玉子は、だしは少なめにして、甘辛い味で、おかずとして、あるいは口直し用として供せられます。

  16. 16

    そのほか、お弁当用のだし巻玉子は、粉末のだしを使い、味は甘くすることが多いようです。

  17. 17

    本レシピでは、保水力のある片栗粉を使って、だし汁を思い切り多く使い、出汁たっぷりのプリンプリンのだし巻玉子にしました。

  18. 18

    片栗粉の保水力を利用してだし巻玉子を作る方法は、NHKの「トリセツショー」を参考にしました。

  19. 19

    フライパンでだし巻き玉子を作るには、熟練した腕を必要としますが、この伊達巻製法であれば、素人でも見栄え良く作れます。

コツ・ポイント

(1)天板に敷くクッキングシートは、天板の内縁沿いに折り目をつけておきます。こうすると、天板に流しこむ6・7の卵液は、クッキングシートの内側に留まって、クッキングシート外への流出を防げます。
(2)オーブンは必ず予熱してから焼きます。

このレシピの生い立ち

だし汁をたっぷり含みながらも、漏れ出さないだし巻き玉子が作れれば、いつでも家で楽しめるのに。そんな思いから、このレシピを考案しました。伊達巻は主にお正月に食べる伝統料理ですが、このだし巻き玉子は、一年を通していつでも気軽に楽しめる料理です。
レシピID : 7768070 公開日 : 24/03/06 更新日 : 24/03/07

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