ハロウィンを盛り上げる料理写真を撮影するには

余白をつくる、ハロウィンアイテムを用意する、背景を黒にしてみる、の3つのポイントでハロウィンの雰囲気たっぷりな料理写真を撮影することができます。

余白をつくる

ハロウィンのキャラ弁を作ったときなど、ついアップで撮りたくなります。しかし、あえて少しひいて撮影し、余白を作った方が作品として見やすい写真になります。

また、オレンジの紙や布を敷くだけでハロウィンらしさを演出することができます。

アップで撮ったハロウィン弁当

お弁当の内容はわかりやすいですが、お弁当の中身しか写っていないので少し窮屈な印象です。

少しひいて撮影したハロウィン弁当

お弁当の周りに余白ができ、ひとつの作品として見やすい写真です。お弁当の周りにハロウィンらしいデコレーションをする楽しみも生まれます。

ハロウィンアイテムを用意する

ハロウィンのお菓子などは、写真を撮るまでにたっぷり準備をする時間があるので、ぜひかわいいハロウィンアイテムを用意してハロウィンの雰囲気を盛り上げましょう。

デコレーション前のかぼちゃマフィン

これだけでも美味しそうですが、ハロウィンらしさはありません。

ハロウィンアイテムでデコレーションしたかぼちゃマフィン

プレーンなかぼちゃマフィンでも、ハロウィンのアイテムでデコレーションすればしっかりハロウィンらしいお菓子になります。

背景を黒にして撮ってみる

背景をオレンジもしくは黒にするとハロウィンらしい雰囲気が出ます。今回は黒を基調に撮影します。温かい料理を撮る際は料理が冷めないよう、あらかじめ必要なアイテムを配置し、構図やカメラの設定・位置を準備をします。

黒い布を敷いて撮ったかぼちゃグラタン

黒い布の上に料理を載せます。全体的に暗い色調で撮る場合、カメラが明るめに撮影しようとするので露出補正で暗くします。

参考:キヤノン「露出補正って何だろう」

さらにキャンドルをつけてみる

キャンドルに火をともすと、より一層ハロウィンらしい雰囲気が出ます。

監修:サイタカメラコーチ 田部信子