秋刀魚の塩焼きを極めよう!の画像

Description

買ってきた秋刀魚に塩を振って焼くだけでも、十分美味しい旬の秋刀魚ですが、ちょっと手間をかけて、もっと美味しくしましょう!

材料 (一尾)

食卓塩(びん)
薄くまんべんなくかかる量
荒塩
見栄え良くパラパラとかける量
お好きなだけ

作り方

  1. 1

    買ってきた秋刀魚は、流水でサッと、手で洗う。
    手で優しく身をこすりながら、ぬめりを落とすような気持ちで。

  2. 2

    鱗がないのもここで確認。(売られてる秋刀魚はほとんど鱗が取れているので、包丁でこそぐ必要はない)

  3. 3

    振り塩をして、20分置く。これは、表面に塩をかけることによって、浸透圧の差で秋刀魚から水分を出させるため。

  4. 4

    これによって、表面の空気にさらされて酸化(劣化)された臭みのある水分が浮き出てくる。

  5. 5

    もう一つ、表面の水分が抜けることによって、身崩れを防ぐ役割がある。また、熱でタンパク質は固まるけど、塩分がそれを促進する

  6. 6

    それによって、表面が素早く固まって、旨味を閉じ込めることが出来る。焼いて皮がずるむけになるのは、ここが出来てないって事。

  7. 7

    塩のかけ方
    この工程は味を付けるのが目的ではないから、食卓塩のビンでまんべんなく振るのが簡単、確実。全体に薄くでいい。

  8. 8

    手に塩を取って30センチ離して全体に振る、って言うのは止めた方がいい。これで全体に均一に振るのはかなり修行が必要(笑)

  9. 9

    20分たったら、キッチンペーパーで浮いてきた水分を拭き取る。洗うより拭くだけがいい。ここでも優しく、つぶさないようにね。

  10. 10

    荒塩をパラパラと振る。
    これは半分飾り塩の意味もあるから、まんべんなくと言うよりも、バラバラと、って感じ。

  11. 11

    最後に、皮が裂けてむけないように、切れ目を入れて焼く!あとは様子を見ながら焼き上げるだけ。焼き加減は写真ぐらいこんがり。

  12. 12

    写真

    皮と腹身のとこが味も脂も乗ってて1番美味い。食べ終わって残るのは、頭と中骨だけ、腹身の細い骨も気にしないで食べる!(笑)

  13. 13

    内臓がほろ苦くて、こくがあり、一緒に食べるとすごく美味しいよ!食わず嫌いの人は試さなきゃ損です!(笑)

コツ・ポイント

焼き方のコツは、中火でじっくり焼くこと。
強火で短時間で焼くと、内臓が生っぽくて食べにくいです(笑)

このレシピの生い立ち

旬の時期、何度もお世話になる秋刀魚。周りの友達に聞くと、ただ塩を振って焼いてるだけの人が多いのと、皮がむけちゃうってぼやいてる人が多かったので、細かく説明をつけて書いてみました。
レシピID : 1613103 公開日 : 11/10/30 更新日 : 13/10/13

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

708 (606人)
写真
黒豆丸
美味しかったです(*^^*)
写真
おもち丸♡
今季の初秋刀魚。下ごしらえ参考にしました。塩振って15分待ち、ヘルシオで16分自動焼き。ちょっと焼きすぎた。でも美味しい〜
写真
氷煉_Hiren
美味しそうな新物秋刀魚が手に入ったので参考にさせて頂きました。
写真
クックIT9OT1☆
美味しく焼けました𓎩