缶詰みかんを自作しよう!
作り方
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みかんの外皮を剥き、1房ずつに分けておく。この時なるべく背側の白い綿も取っておくと良い。筋は残ってても気にしない。綿が付いてるとその分皮の溶ける時間が掛かるので。今回の写真のみかんは2個分です。
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2
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鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を止め、重曹を入れる。そこへみかんを一気にいれ蓋をする。
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3
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3分経ったら蓋を取り、箸でユックリとかき混ぜる。最初白っぽかった薄皮が、透明になって全体にオレンジ色になるまで混ぜる。強く混ぜるとみかんが崩れるので注意。皮の厚さによって時間が変わるが、5~10分くらい。
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4
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皮が剥がれて来たらザルにあけ、水に漬けながら指で軽く擦って皮を剥く。
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5
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みかんだけじゃなく、その他の柑橘類でも出来ます。ただし、重曹が弱アルカリなので、酸味(酸性)が中和されてしまいます。簡単なんで子供と一緒に作っても喜ばれますよ。ついでに科学の実験にもなったりして。
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シロップは市販のでも良いし、自作しても。作る時は1:1(水:砂糖)で煮溶かして冷ました物を使います。水100ccに砂糖100gとか。
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コツ・ポイント
沸かした重曹入り湯の火を止めずに、網の上にみかんを3~5個乗せて3分くらい振りながら煮て、その後水の中で振り洗いする方法が一般的です。ただ、みかん1個を剥くのに時間が掛かってしまうし、大量には出来ないです。気を付ける事は、あまり長く重曹水に漬けておかない事。中の実まで解けてしまいます。その前の薄皮が透明になった所を見逃さないように。
このレシピの生い立ち
手で剥く方法の他に楽な剥き方を探して。でも、味は・・・酸味の抜けた味で水っぽくなります。ので、そのまま食べるよりお菓子に使う事をお薦めします。やっぱり生で(手で剥いた)食べる方が美味しいです。それにビタミンも熱で失われそう・・・