大地は明日の慟哭を静かに受け止めた。
Description
彩りは歩く。我々は捉える。常に精霊は宿り、生命は芽ぶく。明け方の笑顔は、夕暮れの涙に。風は自らを探し、旅を運ぶ。
材料
(君は誰だ?風は常に己れを運んでゆく。)
大地が作りし鶏の胸の哀れさ
1ポポン
生命を宿す堅き礎
1ポポン
緑さを蓄えた幼き葉達
150グラマ
葉達は自らを丸め集まる
50グラマ
オリーブの流れ
2すくい
サパ(塩)
ミパルパ(適量)
トッカリ(黒胡椒)
ミパルパ
白き味の力の流れ
ミパルパ
ウルート(白き粉塵の蓄え)
2すくい
ジュッル(オレガノ)
1すくいを半分に
ダマサ(ガラムマサラ)
1すくいを半分に
日ノ本の白き味(味の素)
ミパルパ
ワカ(パセリ)
ミパルパ
作り方
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1
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力は絶えず流れゆく。精霊に祈りを捧げよ。
大地は御前にあり。共に頂こう。
哀れさを目の前に歌は始まる。
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2
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鶏は死を讃え眠る。力の限り哀れさを清め、列を入れる。
サパとトッカリを一体に。悲しみは溶け合う。それを哀れさに合わせる。
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3
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ウルートはジュッル、ダマサ、日ノ本の白き味を混み合う。それを鶏に溶け込ませる。哀れさは天へ自らを訴える。
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4
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精霊を暖かさに祈り、熱さラユラ(フライパン)に伝える。オリーブの流れをラユラの上に。
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5
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鶏の哀れさはラユラを讃え、共に熱さを感じる。大地に太陽。色は変わり熱さを泳ぐ。
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6
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感謝の受け取りは葉達を求める。新たな緑が我々を迎える。
オリーブと白き味の力の流れ、トルックが降る。
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7
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鶏の哀れさは力を持ち、別れる。感謝の受け取りは全てを受け入れる。
生命の礎は壊れ、ラユラに踊りだす。
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8
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ラユラは生命を太陽に上げ、とうとうその重さを宿す。受け入れた、力は美しさを宿す。ワカは最後に舞い降りる。
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9
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大地は力を受け取る事をゆるされた。精霊は天空へ我々を讃える。悲しみは喜びへ、宴は風と共に、色彩を帯びた美しさは凛と立つ。
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10
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陽はまた昇り、草木、動物の哀れさに身を置いた魂はより栄光を輝かせ、闇に消える。
全ての精霊に感謝。
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コツ・ポイント
常に見ている。御前は孤独さを嘆くのを止める。勇気は常に我らを讃える。力を受け取れ。昨日は涙を流した空は彩を抱えて明日を迎えるのだから。
このレシピの生い立ち
あの鳥は静かに飛行を持ちながら空を彩る。あの魚は水と流れを抱えて勇気を孕む。あの木々は風と話しながら、悲しみを緑に送り込む。あの土は大地の怒りを自らの赤色に溶け込ませる。精霊は歌い。我々は涙を流す。