まだらのヒモの(真鱈の干物)ヱゲレス風
作り方
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1
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一夜干し1:鱈切り身を塩水に約30分ほど漬けます。よく水分を拭き取り、キッチンペーパーを敷いたトレイに切り身を並べます
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2
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一夜干し2:通気孔を数ヶ所開けたアルミホイルをトレイ上部にちょいと被せ、就寝前にベランダ等の戸外に出して夜風に当てます
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3
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一夜干し3:翌朝・起床時に干物を取り込んで(時間にして7〜8時間経過)、後はラップして冷蔵庫に保存します
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4
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付け合わせ:温めた牛乳と即席マッシュポテトを練り合わせれば出来上がり(調味料入り・練って直ぐに食べられます)
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5
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オリーブ油を引いたフライパンで一夜干しをソテー。両面に焦げ目が付いたらカレー粉・ハーブ類を振って色・香りをなじませます
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6
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お皿に移して付け合わせポテトを盛ります。更に黒胡椒を一振りして完成
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コツ・ポイント
質・量ともに何か物足りない…そんな時は、過去の拙作レシピ〈ヱゲレス御膳〉をご覧ください。新たな一品が加わって〈枯木も山の賑わい〉。ますます混迷の度合いを増す御膳も〈不亦樂乎〉
このレシピの生い立ち
芥川龍之介〈羅生門〉に棒手振り女の逸話がある。薮を突ッついて捕獲した蛇を干物にし、魚と偽って行商する。美味じゃと都で評判だったそうな。燦燦と照らすお天道様の下では大胆な悪事はできぬもの。〈羊頭狗肉〉の干物も天日を避けた一夜干しだったのかな…