揚げ油・天ぷら油の処理方法

市販の油凝固剤で固めるか、牛乳パックや袋に新聞紙とともに詰めるかし、普通ゴミ(可燃ゴミ)として処理します。自治体によっては使用済み食用油を資源として回収している場合もあるので、まずは自治体の廃油回収方法を確認します。流しに油を捨てることは、水質の悪化や排水管詰まりの原因となるため厳禁です。

市販の油凝固剤で固める

各製品の使用方法や使用上の注意に従って油を固め、可燃ゴミとして捨てます。

牛乳パックなどの紙パックを使う

紙パックに新聞紙やキッチンペーパーなどを詰め、十分に冷ました油を流し込んでしみ込ませます。自然発火(※)を避けるため、油の後に水もしみ込ませます。紙パックの口をガムテープなどで密閉し、可燃ゴミとして捨てます。

※気温の高い夏場など、高温環境下に油のしみた紙や布を放置すると、発熱して自然発火することがあります。油は十分に冷ましてから処理し、さらに水によって発火を防ぎます。

左:キッチンペーパーを詰めた紙パックに油を注ぐ 右:ガムテープで口を密閉する

ビニール袋(レジ袋)を使う

袋に新聞紙やキッチンペーパーを入れ、十分に冷ました油と水(自然発火を予防するため)を流し、しみ込ませます。輪ゴムやガムテープで口をしっかりとめ、可燃ゴミとして捨てます。

左:ビニール袋にキッチンペーパーを敷き詰める 右:油を流し込む

参考:日清オイリオ 油の捨て方(http://www.nisshin-oillio.com/kitchen/study-oil/cleanup.html)