青梅で漬ける*おばあちゃんの梅干し*
作り方
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全行程は、シンプル!
①梅を塩漬けする
②赤紫蘇を加える
③梅を干す
これを6~8月の間に行います。
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▼梅を塩漬けする
小梅が出回った後に梅の季節がやってくる。
5月後半~6月半ば頃。
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叔母の場合は、青梅を選ぶ。
一般的な完熟のものより梅酢が上がりやすくて、果肉の厚みを感じられる弾力に仕上がる。
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例年の梅はこれくらいの色で、結構安価。
今年は取材お願いしたら、ちょっと奮発しちゃったみたいで、完熟に近い。^^;
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2010年6月10日
桶に水を張り、ざっと洗う。
表面の産毛に空気の幕が張ってるので、それを軽く取るかんじ。
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ヒタヒタの真水に1晩漬ける。
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2010年6月11日
気泡がぷつぷつと浮き上がってきている。
ざるにあげ、傷んだ梅は取り除く。(ジャム等に活用)
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梅のヘタ(なり口)を爪楊枝などで丁寧に取る。
梅は特に拭かなくてよい。
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梅の重さの15%くらいの塩を用意しておく。
7kgの梅で1kgのあらじおが1袋分で丁度良い。
裏に漬け方も載ってた。
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梅→塩1振り→梅→塩1振り…と繰り返していき、
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→最後に塩(多目)となるようにする。
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ラップをし、
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梅干しの重さの2倍の重し(小石や水袋でも可)をする。
瓶全体を埃よけも兼ねてごみ袋で覆っている。
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梅酢がヒタヒタに上がってくるまで、3.4日待つ。
2010年6月13日
すでに水が揚がったとのこと。早い!
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梅と梅酢を一度出して、底の塩を拭い去り、
梅と梅酢を元へ戻す。
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今年の、完熟に近い梅
(一見美味しそうだけど、この時点で味見してみるとちょっとえぐみがあった…)
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例年の青梅だと、こんな風にくすんだ黄緑になっていればOK。
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梅酢を採ることができる。
干すまでは梅が空気に触れない程度まで。
(香味酢として活用)
今年は1㍑。
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▼赤紫蘇を加える
2010年6月14日
梅酢が出たら、新鮮な赤紫蘇を入手する。
葉だけ摘んで、よく洗う。
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塩を強めに振って揉むと濃青紫の泡っぽい灰汁が出るのでしっかり絞って捨てる。
これを2度行う。
(写真は2回目)
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絞った紫蘇を少量の梅酢に浸すと、鮮やかな赤紫色に変わる。
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梅+梅酢の上に散らす。
赤色が染み出して染まるまで7~10日。
(写真は1塊。10倍くらい加えたい。)
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紫蘇の量は好みだが、多いほど赤くなる。何日かに分けて加えても良い。
殺菌作用に期待して表面に敷き詰める感じで。
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▼梅を干す
2010年7月21日
晴天予報が3日続く日に梅を並べ、布団様に天日に干す。
夜は汁に戻して漬ける。
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日に干すと、ビタミンDが加わり、柔らかくなる。
日を置いて何度か干しても良い。
好みの柔らかさになったら完成♪
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今年の仕上がりはこんな感じ。
柔らかくて、返す時に随分破けたらしい。赤色が鮮やか。鼻に抜ける香りが少し気になる。
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叔母を真似て今年初めて私が漬けてみた青梅。
例年通りの柔らかさ、香りに仕上がりました♪
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慣れてきたら、減塩タイプ(12%)にも挑戦できる。
代わりに手順8で焼酎10ccを足して殺菌効果を上げる。
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お試しなら、7個位からビニール袋で漬けられる、
「青梅で漬ける梅干し*少量ver.」ID1407734も参考にどうぞ。
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2015年5月20日
クックパッドニュースで取り上げていただき、多くの方にアクセスしていただきました。有難うございます。
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コツ・ポイント
★できた梅干しを触るときは必ず「乾いた箸」で、と祖母が口をすっぱくして言っていました(笑)
このレシピの生い立ち
祖母は亡くなりましたが、叔母がこの味を引き継いでいて、毎年我が家に届けてくれます♪
今年はその作業を記録させていただくことにしました。