梅干しの漬け方
Description
添加物を一切加えてないので、安心して食べられ、常温保存可能です。
材料
作り方
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<材料>
梅は肉厚で種が小さい南高梅、塩は梅酢の上がりが良い粗塩、紫蘇は発色の良いちりめん紫蘇を使用。傷梅は極力除く。
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<用具>
樽は紫蘇入れの時、梅の天地返しをする為、2個用意。重石は梅酢が上がった後、減らし易いように、何種類かを用意。
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3
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梅は1粒ずつ洗う。ごしごし洗う必要はなく、軽く汚れを取る感じ。盆ザルに平らに並べ一晩置くと、水気が切れ、拭く必要がない。
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竹串を使い、なり口のホシを取り除く。熟している梅は、ポロッと取れる。
ホシを取り除きながら、梅を選別する。
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熟し過ぎてオレンジ色の梅は、潰れるので取り除き、ジャムなどにする。↑のような青い梅は、残し、黄色くなるまで、追熟させる。
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↑は、選別して漬ける梅。
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樽の内側を、ホワイトリカーを入れた霧吹き器で吹きつけ、消毒する。
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塩を小皿6~8枚に、90gずつ取り分けておく。計量カップにホワイトリカー80ccを用意する。
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ハカリにボールを載せ、梅1kgを量り、ビニール袋に入れる。ホワイトリカーを注ぎ、ビニールの口をふさいで、梅全体にまぶす。
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塩90gを入れ、ビニールの口をふさいで、梅全体にまぶす。タオルの上で、平らにして、軽くゴリゴリする。裏返して同様にする。
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樽の上で、ビニールの閉じた口をパッと開き、梅を樽の中に入れる。この作業を、漬けるキロ数だけ繰り返す。
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最後にビニール袋を裏返して、梅を平らに整える。
10g×漬けるキロ数分の塩を振り掛ける。
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⑫では、塩は下に沈み易いので、10%の塩の内、9%(90g)で漬け、1%(10g)を漬けるキロ数分、最上段に振り掛ける。
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ビニールの風呂敷を被せ、ゴム紐で縛る。
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翌日には、梅酢が上がるので、重石を軽くするが、一挙に減らさず、梅酢の上がり具合を見ながら、まずは8.5kgに。
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追熟させた梅は、1~2日後位に、すでに漬けてある梅の上に、⑧から⑮の手順で漬ける。
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梅酢が上がったら、カビ予防と円やかさを出す為、氷砂糖を入れる。一度に入れると、梅の皮が硬くなるので、毎日少しずつ。
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氷砂糖750gを6日分で割り、1日125g。それを朝と夜、60gと65gに分けて、押し蓋の周りにスプーンで落とす。
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梅酢がたっぷり上がったら、紫蘇入れ(漬けて3日後位)。紫蘇を葉だけ摘み取り、大きな桶で水が澄むまで綺麗に洗う。
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盆ザルの上に広げ乾かす。
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水分の切れた紫蘇に分量の塩の半量をまぶし、力を入れてもむ。黒ずんだアク汁が出るので、捨てる。
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紫蘇を搾ってほぐし、残りの半量の塩をまぶして、再度力を入れてもむ。このアク汁も捨てる。
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紫蘇の量が多い場合は、半分ずつ分けてもむ。
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紫蘇を搾ってほぐし、ホワイトリカーを吹きつけ消毒する。別の樽に、ホワイトリカーを吹きつけ、両手にも吹きつける。
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樽に梅の1/4量を移し、紫蘇の1/4量を載せ広げる。これを後3回繰り返す。
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最上段は紫蘇が押し蓋から外れないように、周囲には、紫蘇を置かない。
押し蓋から外れた紫蘇は、浮いてカビの原因になる為。
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梅酢を注ぎ、最後に、ホワイトリカーを吹きつけ、押し蓋、重石、ビニールの風呂敷にもホワイトリカーを吹きつける。
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押し蓋、重石を載せ、ビニールの風呂敷を被せ、ゴム紐で縛る。
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1日経つと、梅酢が押し蓋の上まで、上がって来る。
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重石は、重すぎると梅が潰れてしまうので、徐々に、8.5→5→2.5kgと減らす。最終的に2.5kgで梅酢がたっぷり上に。
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1週間後の様子。紫蘇の色が、しっかり出ている。
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土用干しまで、家の中で一番涼しい場所(土間など)に置く。毎日、梅酢の状態を確認する。
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梅を漬けてから、土用干しまで、3週間以上置くのが理想。最低でも、2週間は必要。私は、3~4週間で干すことが多い。
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4週間後の様子。
紫蘇の色が色濃く出ている。
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梅の土用干しは、コチラ(レシピID : 5178527)。
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