梅の土用干し
Description
漬けた梅を日光浴させると、風味や旨みが増し、美味しい梅干しになります。
材料
作り方
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1
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梅雨明け後、天気予報をチェックし、晴れの日が続く日を選び、土用干しに備える。前日、☆を用意しておくと作業がスムーズ。
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2
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↑は、ビニールの風呂敷,重石、押し蓋を外したところ。
盆ザルに並べる直前の状態。
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3
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桶の上に盆ザルを置く。紫蘇を取り除きながら、1粒ずつ、同心円状に、梅同士がくっつかないように並べる。次に、干し台へ移す。
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4
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紫蘇は、絞って引き上げる。残った細かい紫蘇は、ザルで濾し綺麗に取りきる。紫蘇が残っていると、2日目に干す時、手間になる。
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5
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梅酢は、ゴミなどが入らないよう、ネットを被せて干す。梅酢は、雨で濡れた時などの場合に備え、梅をしまうまで取って置く。
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6
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4時間位干したら、梅を軽く揉みながら裏返し、両面を均等に日光浴させる。
梅を保存する瓶を洗って干し、乾かしておく。
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7
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土用干し1日目だけは、夕方5時半~6時位に、梅がまだ温かいうち、梅酢の入った樽に戻す。梅の色が良く染まり、軟らかくなる。
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⑦では、梅酢の入った樽を家の中に取り込んでから、梅を戻す(重いので)。重しをかける必要はなく、ネットを被せる。
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9
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土用干し2日目は、1日目と同様に、同心円状に並べる。
外側から内側へ、規則正しく並べ、干し台へ移す。
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↑は、干し台に全部並べ終えた様子。干し台にザルを置いて梅を並べると、梅酢が垂れて汚れるので、桶の上→干し台と2段階で。
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4時間位干したら、又、梅を裏返す。この時は、揉まなくて良い。梅を裏返すのは合計2回。1回目に比べ、梅がしわになっている。
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2日目の夜は、ザルに並べた梅を、軒下などで夜露に当てると軟らかくなる。雨の心配がある時は、家の中に取り込んだ方が安心。
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3日目の朝、陽に少し当ててからしまう。梅にしっとり感が残る位でしまうと、梅がザルにはりつかず、作業し易い。
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干した梅、ホワイトリカー入り霧吹き器、瓶を用意する。
瓶の内側にホワイトリカーを吹きつける。
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一段並べるごとに、ホワイトリカーを吹きつけながら詰める。干している間に、埃等汚れが付着している為、ホワイトリカーで消毒。
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全部しまい終わったら、最上段にホワイトリカーを吹きつけたビニール袋を被せ、乾燥を防ぐ。
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蓋の内側に、ホワイトリカーを吹きつけ、蓋をする。
↑は25kgの梅を全部しまい終えた状態。
3瓶と2/3瓶でした。
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梅酢を処分し、盆ザルや樽などを洗い、天日干しして梅仕事終了。梅酢を漬け物等に使う場合は、沸騰させて瓶に入れ、冷蔵庫保存。
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干す日数は梅の大きさや天候により変わるので、梅の「しわ」の状態を良く見定める。干し過ぎると、種と皮だけになってしまう。
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↑は、土用干し後、1ヶ月の梅干し。淡い上品な赤色。
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↑は、土用干し後、半年の梅干し。味が円やかになり、食べ易くなる。
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↑は、土用干し後、1年近く経ったもの。常温保存でも、全く傷むことなく、味も一層円やかになっている。
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梅干しの漬け方はコチラ(レシピID : 5159082)。
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コツ・ポイント
梅を裏返す際、ザルにはりついているものは、皮が破れてしまうので無理に裏返さない。
紫蘇は、私は処分しているが、梅と一緒に干し、ゆかりに出来る。
このレシピの生い立ち
梅干し作りは、手間がかかりますが、梅の香りと赤い色に癒やされ、長年続けています。
梅干しは漬け物の中で、最もデリケートで難しいと思いますが、それだけにやりがいがあります。渾身のレシピです。