「粉をふるう」とは
粉ふるいや目の細かいざるなどを使い、粉や砂糖などの材料をきめ細かくすること。
お菓子作りなどのときに粉類をふるうのは、かたまりを取り除くと同時に、粉の中に空気をよく含ませてふんわり焼き上げるねらいがあります。この作業を怠ると、生地に粉を加えた際にだまになり、焼き上がりにムラができたり、ふんわり焼き上がらなくなる場合があります。また、できてしまったダマをくずそうと混ぜすぎて生地が固くなるということもあります。
小麦粉は、目の細かいふるいで20〜30cmくらいの高さから空気をよく含ませるようにふるいます。
砂糖は万能こし器などの目の粗いふるいを使い、かたまりや結晶を取り除きます。
ケーキ型に小麦粉をふるう、仕上げに粉砂糖やココアをふるときは、茶こしを使うとむらなくかけることができます。
小麦粉をふるう
20〜30cmくらいの高さから
粉砂糖をふるう
仕上げには茶こしが便利