強力粉スローブレッドジャパネスクの不思議

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Description

国産強力粉、スローブレッドジャパネスク。吸水は良くないのですが、今までの強力粉とは全く違う!!良くも悪くも不可思議な粉。

材料 (たとえばさくさくトースト用山食)

スローブレッドジャパネスク
300g
3g~4g
グレープシードオイル又は無塩バター
6g
砂糖
15~20g~↑(味がない粉なので、多めに入れるべきです)
185g(~190g)(パネトーネマザー酵母使用時は10g増やす)

作り方

  1. 1

    材料をニーダーで捏ねて(注意;柔らかい粉なので、ニーダーの羽が取れ気味)
    一次発酵。ガス抜き丸めベンチタイム成形。

  2. 2

    型に入れ、最終発酵。
    焼成は(火力強めのビストロで)180度22~25分~。焦げそうならアルミホイルをかけてね。

  3. 3

    ←オーブンによって随分変わってきますので様子を見ながら温度、時間は調整を!!

  4. 4

    (パワーのあるオーブンでしたら160度~35分焼成という焼き方もあります。)

  5. 5

    。。。。という訳で、油脂は少ないですが、トースト向けのさっくさく山食できあがり。
    薄力粉並みにさくさくする粉なのです。

  6. 6

    2つ目に不思議な事は、他の強力粉より、パンがふわふわにできるのです。翌日に比べると、はるゆたかとふんわり度の違いが歴然。

  7. 7

    フワフワは長持ち系なのですが、粉の味わいは0なので味が全くなく、そのため砂糖を多めに入れるべきです。

  8. 8

    フワフワ度最強な点を利用するには、いつもの食パンにこの粉を数割配合すると良いのではと思います。でも、要水分調整、です。

  9. 9

    ←水分調節的にはこの粉を薄力粉と思って配合すれば丁度良いと思います。

  10. 10

    強力粉なのに歯切れが良い薄力粉みたいなので、サンドイッチ用やバンズ等にも向くと思います。

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    あとは、もちもちし過ぎで困る中力粉でフランスパンを作る時、ジャパネスクを配合すれば少しあっさり目に。

  12. 12

    水分調整に失敗するとねとねとしてしまうので注意。はるゆたかブレンドの時より13~15g位減らすべきです。(粉300g時)

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    ジャパネスクのパンをパン粉にするとさくさくです!あとは、軽いラスクやクルトンにぴったり!!

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    あとは、無油脂でフランスパン風山食にも良いと思います。水分を増やし、オートリーズで作れば良いと思います。

  15. 15

    速攻BPピザ生地
    ジャパネスク100g
    塩ひとつまみ
    アルミニウムフリーBP3g ミルク又は調整豆乳又はホエー70g

  16. 16

    ←この粉ですと、薄力粉を配合しなくてもカリッと仕上がります。

コツ・ポイント

スローブレッドクラシック、の方は、秀逸な国産中力粉でフランスパンが大変美味しく焼ける国産粉ですが、このレシピはスローブレッド★ジャパネスク★なので、お間違えのない様に。。。。

このレシピの生い立ち

最初は、これは吸水の点で全く使えない粉だと思い一度で諦めお蔵入りでしたが、ふと実験を重ねると、やり様によってはなかなか使えて個性的なとってもおもしろい粉だとわかりました。遊べます!
レシピID : 1067479 公開日 : 10/03/13 更新日 : 12/11/24

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