海外組に捧ぐ④手作り豆腐
Description
にがりヴァージョンと塩化マグネシウムヴァージョン、2通り追記しました。
材料
(大きめのお豆腐1丁)
作り方
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お豆腐の型の下準備。私はジップロック製の薄いタッパー容器を使用。それに穴を開けて、蓋は容器の中に落ち込むサイズにカット。
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容器の幅に合わせて、晒か平織りの布を切ったものを4枚用意する。形にこだわらなければざるとハンカチでもOKです。
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注:私はこれで薄いお豆腐を2丁作ります。分厚い大きなお豆腐なら容器1こ、布は2枚でOKです。
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にがりとお水を混ぜておく。
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5
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水で濡らした布を容器の中にぴったりくっつけるように十字に敷いておく。
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お鍋に豆乳を入れて75度まで温める。温度計がない時は沸騰後3~5分くらいでそのくらいの温度になります。
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75度の目安としては、指を入れてもやけどはしないけどかなり熱くて、すぐ指を出したい、、って感じです(笑)
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5の鍋に3のにがり液を3回くらいに分けて細くたらし入れる。その都度木べらで中央に寄せるようにやさしく混ぜる。
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注:にがり液は全部入れずに少し残して様子を見て下さい。
ゆっくりやさしく混ぜてください。そうしないと固まりにくいです。
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写真だと分かりにくいですが、だんだん分離してきて透明な部分ともろもろというか、おぼろおぼろした部分が出来てきます。
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なかなか分離しないようならにがり液を追加するか、少し火をつけて温度を上げて下さい。
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注:にがり液を入れすぎたり、温度を上げすぎるとお豆腐が固くなってしまうので注意して下さい。
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完全に分離したら、穴の開いたお玉でやさしくすくって準備しておいた容器に入れる。
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こんな感じです。2つに分けると2センチくらいの厚さになります。大きいものが良かったら全量を1つの容器に入れてください。
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布の余った部分を被せるように包んで、蓋を落とし、重しをかける。写真は缶ビールです。お水を入れたコップでもOKです。
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15を10分~15分くらい置く。
重石の重さと置く時間によって、お好みの固さに調節してください。
私はこれで15分♪
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蓋を取って布をちょっと剥がして指で押してみて固さを確かめる。角っこをちょっとスプーンで取って食べてみるといいと思います。
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なるべく大きな容器にお水をたっぷり張って、お豆腐の容器ごと水に浸けてお豆腐を出す。
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布も剥がしてしばらく(大体小一時間くらい)水に浸けておく。
これはにがりの苦味を取るためです。
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柔らか仕上げの時は崩れやすいのでやさしく扱ってください♫
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出来上がり!
ちょっといびつですが、これもご愛嬌♪
ざるで作れば丸くなって、居酒屋さんのざる豆腐みたいになります☆
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冷奴にしました。
269mlの缶ビールで15分置くとかなり柔らかいです。鍋料理とかだともっと固い方がいいかも。
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これ以降は塩化マグネシウムヴァージョンです♫
塩化マグネシウムは薬屋さんで売っています。
ちなみにポルトガル語では、、
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Cloreto de Magnesio と言います。
ネットの翻訳機で調べればすぐ出ると思います。
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豆乳の1%の塩化マグネシウム(豆乳1.5リットルなら塩マグは15グラム)と、塩マグの3倍の水(45ml)を合わせて溶かす
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あとはにがり液で作るのと同じ手順で、
にがり液の代わりに手順25で作った塩マグ液を使って作ってください♫
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塩化マグネシウムの水溶液も、全部は使いません。
そっと混ぜながら、分離したらOKです。
入れすぎると固くなります。
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手順21で書きましたが、缶ビール1缶、15分だとかなり柔らかいです。
鍋料理などに使う時は計量カップに400mlの、、、
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水を入れ、それを重石にして25分くらい置きましょう。
崩れにくい硬さに仕上がります。
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コツ・ポイント
使う用途によって、重石の重さと置く時間を調節して、柔らかにしたり、固くしたりしてください。市販のお豆腐よりももったりクリーミーな感じです。
このレシピの生い立ち
どちらも本格的なお豆腐に仕上がりました♫