ルムトプフ(季節のフルーツのラム酒漬け)
Description
作り方
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ルムトプフはドイツ北部発祥の保存食です。ドイツ北部とデンマークの国境にあるフレンスブルクは18世紀にカリブ海⇒
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小アンティル諸島(当時はデンマーク領)とのラム酒貿易で栄えて、ここからヨーロッパ上にラム酒が広がっていったわけです。
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寒い所なので冬場は新鮮な果物とかは望むべくもないので、考え出されたクリスマスシーズンのごちそうなんでしょう。
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ルムトプフの基本的なルールは旬の果物に砂糖をまぶして、春の苺から1~2週置きに適当にラム酒に漬けていくというもの。
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使用するフルーツの種類も割と自由なんですが、何故か柑橘類とりんごを入れるのはNGなんだそうです。(入れてる人もいますが)
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使用するラム酒も定番レシピでは54%以上のものと決められています。
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が、日本で売られているラム酒は40%のものが多いので注意が必要です。生の果物を使うのでやはり度数は高い方がいいかも。
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我が家ではマイヤーズラム(40%)とロンリコ151(75.5%)をブレンドして使っています。
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1週目は4月の苺からスタート。ここは定番なので外せない。果物と同量のグラニュー糖をまぶして30分以上置きます。
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その後、瓶の底にそっと苺を入れて、ラム酒を静かに注ぎます。果物が露出しないように1cm上まできっちり注いでください。
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この状態できっちり蓋をして冷暗所で保存。
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2週目からはお好みのフルーツで。
我が家はブルーベリーにしました。
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3週目、チェリー。
種とヘタは取り除きます。
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4週目パイナップル。(邪道かも?)
大きめのフルーツはカットしてから入れます。
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5週目干しアンズ。
本来は生のフルーツが王道ですが、ドライフルーツを入れる家庭も結構あるようです。
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6週目レッドカラント。西日本ではなかなか生では手に入らない貴重な一品。
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こんな感じでどんどん旬の果物を追加していき、8月もしくは10月頃(梨を入れる場合)で瓶がいっぱいになるように調整します。
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2週間から3ヶ月の熟成期間を経て、第1アドベンド(クリスマスの4週前の日曜日)に開封します。
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この瓶を開けるのは一家のおとうさんの仕事(おたのしみ?)だそうです。
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開封した後、ラム酒の方は男性陣に振舞われ、中のフルーツはシュートレンやパウンドケーキなどに使われます。
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パンケーキやクレープ、アイスクリームにのせても美味しいです。
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コツ・ポイント
どうしても浮き上がって来てしまう場合は、重石などをしてみてください。