【江戸の味】糸組卵(いとぐみたまご)

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Description

このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です。調味料の量等の記載が無いものもありますが、ぜひチャレンジしてください!

材料

適量
生えんじ(紅)
適量
鍋墨(黒)
適量

作り方

  1. 1

    これも生卵の白身をよく濾す。

  2. 2

    白身はそのまま使用する。

  3. 3

    赤色は、卵の白身に生臙脂を混ぜ合わせる。

  4. 4

    青色は、青菜を細かに刻み、その生の汁を白身に混ぜ合わせる。

  5. 5

    白髪卵の様に焼く。

  6. 6

    黒色はかもじ卵の様にする。

  7. 7

    黄色は、卵の黄身をそのまま焼く。

  8. 8

  9. 9

    【元文献の記述1/6】
    是も 卵の白味を よく漉して

  10. 10

    【元文献の記述2/6】
    白味は其侭にて

  11. 11

    【元文献の記述3/6】
    赤は 生燕脂を入 合セ

  12. 12

    【元文献の記述4/6】
    青は青菜を こまこまにきざみ 其生汁を入レ合セ

  13. 13

    【元文献の記述5/6】
    右のことくに焼べし

  14. 14

    【元文献の記述6/6】
    黒きはかもじ卵のことく 黄は卵の黄味そのまま焼べし

コツ・ポイント

使い方は、台引物、組肴物 大硯盖物、吸物、手取肴、 その他は、何であっても見合わせて使う。組み方は料理人の思うままにする。

このレシピの生い立ち

文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/025.html.ja
レシピID : 4566974 公開日 : 17/06/15 更新日 : 17/06/15

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