伊勢醤油で簡単!!八方ダレ
Description
材料
作り方
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伊勢醤油、味醂、清酒でタレを作ります。計算の元となるタレの塩分%と糖分%を計算します。
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【煮物ダレ】
塩分%=4.8%
糖分%=28.7%
用途 : 和食煮物全般、煮魚、煮豚等
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【炒め物ダレ】
塩分%=4.8%
糖分%=4.8%
用途 : 野菜炒め、唐揚げ下味、煮浸し等
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煮物は塩分調味%=0.8%で作る!!
材料は加食部分を200g準備
必要な塩分量=200g×0.8%=1.6g
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必要な煮物ダレの分量の計算
1.6g÷4.8%=33.3g(約大匙2)の煮物ダレに出汁(無塩)200gを入れて煮る。
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【応用】市販の汁の素を使う場合は、栄養成分表示を見て塩分濃度を計算する。
(例)白だし=塩分14.8%の場合
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汁の素の分量は、1.6g÷14.8%=10.8g(小匙1.8)と出汁(無塩)200gを入れて煮る。
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炒め物は塩分調味%=1%で作る!!
材料は加食部分を300g準備
必要な塩分=300g×1%=3g
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味付は、中華の素と炒め物ダレ2種類を使う。塩分3gの内2gを中華の素で味をつけ、残りを炒め物ダレで味付けをする。
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中華の素の塩分%は49.8%なので
2g÷49.8%=4g必要
炒め物ダレの量は
1g÷5.1%=19.6g
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材料300gに中華の素4gと炒め物ダレ19.6g(大匙1.2)で味付けをすれば塩分1%の炒め物ができる。
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煮物ダレと炒め物ダレを1対1で混ぜて、親子丼のタレができます。
塩分量5.1%
糖分量15.3%
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親子丼は調味%が
塩分1%糖分3%になるように作る!!
材料は肉、玉葱等で200g準備する。
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必要な塩分量は
200g×1%=2g
使用する親子丼のタレの量は
2g÷5.1%=39.2g(大匙2.1)
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親子丼のタレ39.2gと塩分無添加の出汁を60cc加える。
※卵2個でとじる。
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出来上がりのお薦め調味パーセント(%)
煮物
塩分%=0.8%
糖分%=4.7%
炒め物
塩分%=1%
糖分%=1%
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親子丼の出来上がりの調味%
塩分%=1%
糖分%=3%
(砂糖を小匙1追加した場合の糖分%=4.5%)
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利点:タレの割合を変えると色々な味付けが可能。タレに出汁を加えないので保存性が良く、和風でも中華風でも使える。
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利点:味付けを他の調味料で行う場合も調味料の塩分濃度が解れば材料の重さと調味料の塩分%から使用適量が計算できる。
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欠点:計算がめんどくさい。
計算が嫌いな人にはお勧めできません。
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塩分調味%を0.8%にして普通の醤油で作ると、味が薄いと家族は言います。でも同じ濃度でも伊勢醤油で作ると不満が出ません。
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伊勢醤油は、再仕込み醤油なので旨味が多く、いつもより薄めの味付けでも美味しくできるそうです。(伊勢醤油の説明より)
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コツ・ポイント
炒り煮や煮汁がほとんど残らない時は材料のみの重さで計算する。
*親子丼のタレは、甘いたれが好きな場合は、砂糖を小匙1追加する。
このレシピの生い立ち
材料の重量や調味料の塩分量や糖分量の割合がわかれば、必要なタレの量が計算できるので、再現性が良い味付けができます。