クッキングシートがないときの代用

オーブンでの調理(クッキーを焼くなど)であれば天板や型に油脂を塗って代用、落し蓋であればアルミホイルまたは厚手のキッチンペーパーで代用が可能です。蒸し器での調理(シュウマイを蒸すなど)の場合はレタスやキャベツを敷いて代用することが可能です。

オーブンで利用する場合

オーブンを使用する際に天板や型にクッキングシートを敷く目的は、焼きあがったお菓子や料理をくっつかずに取り出しやすくするためです。クッキングシートがない場合には、油脂や小麦粉で代用します。

天板に油脂を塗って代用

天板に直接バターなどの油脂を塗って使うと、焼きあがったクッキーなどがはがれやすくなります。アルミホイルを敷いてから、同様に油脂を塗って使うこともできます。

天板に直接、またはアルミホイルを敷いてからバターを塗る

ケーキ型には油脂と小麦粉で代用

バターなどの油脂を塗った後に小麦粉をふるい、余分な粉を落として使います。こうすることで焼きあがったときの型離れがよくなります。

油脂を塗ってから小麦粉をふるう

落し蓋にする場合

アルミホイル、または厚手のキッチンペーパーでも代用が可能です。キッチンペーパーは同時にアクを取ることもできます。

蒸し器に使用する場合

シュウマイを蒸すなどの場合には、生のままのレタスやキャベツを平たく敷いておくことで、食材が蒸し器にくっつくことを防ぐことができます。

監修:関岡弘美(料理研究家)