【旭ごはん】オヤツからすみの画像

Description

思い通りの形ができる楽しいオヤツ!海産物が手に入りにくい山里の旭で、カラスミを真似て作るようになった伝統料理です。

材料

250g
砂糖
米粉と同量
熱湯
250cc
お好みで食紅、ゆがいてアクを取り刻んだヨモギの葉など

作り方

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    米粉をボウルに入れ、湯をわかします。米粉はサクサクとしていてとても気持ちがいいです。

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    熱湯を注ぎながらかき混ぜます。やけどしないように注意しましょう。

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    粗熱が取れたらふたつに分けてまるめ、蒸し器で10分ほど蒸します。

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    蒸し上がったらさまし、砂糖を加えながらよくこねます。手にくっつくときは、手に少し水をつけるとこねやすくなります。

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    【こね方のコツ】
    親指の付け根あたりをぐいぐい押し付けてのばし、それをたたんでまたのばす、を繰り返します。

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    半分には砂糖と食紅を加えます。食紅は小さじ1/3程度でOK。よもぎを入れる場合も、このタイミングで練り込みます。

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    さて、ここからがお楽しみ工作タイム。なめらかになるまでこねた米粉を、好きな形に成形します。まずはバラ。

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    【バラの作り方】
    ①米粉を楕円にまるめてから半月状に平らにし、くるっとまるめて花の中心をつくります。

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    【バラの作り方】
    ②同じように平らにした花びらをまわりにはりつけ、上部を少し外向けに広げます。

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    【バラの作り方】
    ③何度も繰り返すとバラに見えてきます。簡単なので、あまり難しく考えない方がうまくいきます。

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    【市松模様の作り方】
    ①あまった分は市松模様にします。米粉を同じ長さの棒になるようにまるめます。

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    【市松模様の作り方】
    ②こんな形に重ねます。

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    【市松模様の作り方】
    ③転がしたり引っ張ったりしながら、丸い棒の形にします。切らずにこのまま最終工程の蒸しに入ります。

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    成形が終わったら蒸し器に入れ、小さいものは10分程度、大きいものは15分程度蒸します。

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    蒸し上がったら、少し冷ましてから取り出しましょう。取り出すときもベタつくので、手を水で濡らした方が取り出しやすいです。

コツ・ポイント

水ではなく熱湯を使うのは「湯ごね」と呼ばれるやり方です。熱湯を加えることで米粉を糊化(α化)するので、粘りが強くなります。
砂糖を加えるとより粘りが増して手にくっつくので、手のひらにつける水の量をうまく調節してください。

このレシピの生い立ち

豊田市旭地区は、キレイな水と空気がおいしい農産物を育む緑豊かな山間の町です。
そんな旭で昔からつくられている郷土料理のひとつなんちゃって「からすみ」をご紹介。やさしい甘さがなつかしい、ふるさとの味です。
レシピID : 2723799 公開日 : 14/07/24 更新日 : 14/07/31

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