亀崎の伝統食 串あさりの画像

Description

愛知県半田市の海辺のまち亀崎に伝わる伝統食。一度食べたらやみつきになる旨さです。さっと炙って食べたり、天ぷらでどうぞ!

材料 (4人分)

☆塩(砂出し用)
大さじ4
★塩(すすぎ用)
大さじ2
竹串
10本
100均のカゴ
2つ
あさり剥きナイフ
1本
ピンセット
1本

作り方

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    【 砂出し 】
    ☆の水と塩を混ぜて食塩水をつくり、一晩あさりをひたして、砂出しします。海水があれば海水でもOK。

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    【 む く 】
    あさりは生のままむきます。
    貝の口を上向きにして、貝の長さが短い方が手前に向くように握ります。

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    【 む く 】
    3分の1くらいのところにナイフを入れます。

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    【 む く 】
    手前の奥へ向かってナイフをグッと押し込み、貝が開いている間に爪を入れ、開いたままの状態にします。

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    【 む く 】
    ナイフを奥に向かって入れます。

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    【 む く 】
    刃を返して、貝殻の中で円を描くように刃を回して、あさりを開きます。

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    【 む く 】
    まだ身と貝がくっついているようであれば、もう一度円を描くように刃を回し

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    【 む く 】
    あさりの身をむきます。

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    【 すすぐ 】
    ボウルに★の塩水を用意し、剥いたあさりを軽くすすぎます。

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    【 刺 す 】
    貝の両側がひも状になっている間から竹串を刺し、2つある水管のうち、上の水管に通します。

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    【 刺 す 】
    串に6粒程度刺し、あさりを等間隔に並べて刺します。

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    【 刺 す 】
    100均のカゴを使って一時的に串を引っ掛けておきます。カゴがなければいちごのパックなどでも便利です。

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    【 干 す 】
    陽の当たる風通しの良い場所で7〜8時間程度干します。

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    【 干 す 】
    アメ色で、さわってもベタつかなくなったら家の中に入れます。干しすぎて乾燥しすぎないように注意。

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    【 殻取り 】
    干したあさりには、貝の殻が付着していることがあります。

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    【 殻取り 】
    ピンセットで殻をきれいに取ると、食べた時にガリッとなりません。

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    【 完 成 】
    丁寧に殻を取り終わったら完成です。串ごと厚めの衣をつけて天ぷらにしたり、そのまま火で炙って食べて下さい。

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    [ 参 考 ]
    亀崎では木枠や縄に吊るして干します。

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    [ 参 考 ]
    縄で干す場合は、縄の半分のところで掛けるための輪っかをつくります。

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    [ 参 考 ]
    両端の縄に竹串を刺し、洗濯ばさみで固定します。

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    [ 参 考 ]
    縄を玉ねぎネットなどで覆うと虫が付かず、安心です。

コツ・ポイント

あさりを手に取ると、あさりが警戒して貝の口をグッと堅く閉ざそうとするので、手に取ったら気を緩めている隙にすぐにナイフを入れるとむきやすいです。
貝を開く際に、水管の部分を切らないようにすると、串に刺すときも刺しやすいです。

このレシピの生い立ち

串あさりは、春に開催される潮干祭の頃のごちそうとして、各家庭で準備されます。近年は伝統食を若い世代に伝えるため、串あさり作りの講習会を開いたり、串あさり作り名人のおばあちゃんたちがお土産として商品化する取り組みが注目されています。
レシピID : 3140988 公開日 : 15/04/27 更新日 : 15/04/27

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

3 (2人)
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めめサン
久々作りました 日本酒との相性最高です
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わらぴこ
TVで見かけてどーしても食べてみたくて!作業も楽しかった〜
初れぽ
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めめサン
作れました!出来上がりが待ち遠しいです。炙りと天ぷらで頂きます!