マクワ流チキン煮込みカレー風味の画像

Description

アフリカ、モザンビークで広く親しまれている鶏料理。北部に居住するマクワ族の伝統的な調理法を取り入れた煮込み料理です。

材料 (一家族分)

1羽
小3~4個
小3~4個
小1~2個
カレー粉
適量
塩コショウ
適量

作り方

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    写真

    鶏を捕まえます。
    元気な雄鶏だったので、若い男3、4人がかりで捕まえました。

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    逃げないように足と羽根を踏んで地面に固定し、首にナイフを入れます。
    血が飛ぶので苦手な方は気を付けてください。

  3. 3

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    羽毛を取りやすくするため、しめた鶏の足を持ち、熱湯につけます。
    1分~2分程、全体をまんべんなく温めるようにします。

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    羽毛をむしり取ります。取りにくい時は、再度お湯につけて毛穴を開かせてあげると、うまく取れます。

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    羽毛を全部取ったら、火をつけた藁束の上で煙をしみこませるようにいぶします。
    藁がなければ段ボールなどで代用も可です。

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    皮の色が全体的に変わり、パリッと張ってきたら火から取り出します。
    足(地面と触れる部分)の薄皮をむき、爪を切り取ります。

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    鶏の解体を始めます。足と手羽をまず切り離し、食べやすい大きさに切ります。

  8. 8

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    胴体部分はまず内臓を抜き、残った肉の部分を食べやすい大きさに切り分けます。

  9. 9

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    内臓のうち、心臓(ハツ)、レバー、砂肝は食べられます。砂肝は中の砂を取り、黄色い皮をはがします。※写真参照

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    抵抗がなければ腸も食べてみましょう。絞り出すようにして内容物は捨てます。

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    火を通す前に、一度具材を水洗いして血や砂を流しましょう。

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    鍋にたっぷりめの油をしき、切っておいた野菜、カレー粉を入れて炒めます。

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    玉ねぎが少ししんなりとしてきたら鶏肉を入れ、木べらで全体をよくかき混ぜます。

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    水を入れて30分程度煮込みます。塩コショウも入れて味を調えたら出来上がり!

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    ホッカホカのシマと一緒にいただきま~す!フォークやスプーンは使わずに、素手で食べるのが現地流です。

コツ・ポイント

煙でいぶす工程がマクワ族独特の調理法です。香ばしい香りと引き締まった肉の食感が病みつきになります。

このレシピの生い立ち

モザンビーク共和国ナンプラ州モザンビーク島郡トコロにあるアブダラさんの家で教えてもらいました。マクワ流の鶏料理は何度か食べていたのですが、アブダラさんの家で家族と一緒に食べた料理が一番美味しかったです。コシュクロ!
レシピID : 3287221 公開日 : 15/07/10 更新日 : 15/07/10

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