苦くない柑橘ジャム作り…「柚子ジャム」
Description
柑橘系ジャムの苦味が苦手で、苦くないジャム作りを心掛けています。今回は…柚子の香りいっぱいの柚子ジャムを作りました。
材料
作り方
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1
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柚子に切れ込みを入れ、皮と中身に分けます。柚子の内側のワタの部分がもっとも苦く…水から20分強火で茹でます。
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2
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茹でた皮は冷水に浸け、白いワタをスプーンなどで取り除き水替えをしながら浸け、茹でる、浸けるを4回ほど繰り返します。
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3
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中身は半切りにしてレモン絞り器で果汁を絞り、内袋、果汁、タネにより分けておきます。タネは茶袋に入れます。
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4
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苦味が消えた皮は、細かく千切りにします。内袋はガーゼで残り果汁を絞り…水を加えて茹でます。それをザルに入れ流水をかける。
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5
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皮と内袋の重さを計り、その重さの約85%の砂糖、果汁、茶袋に入れたタネを加え…焦げないようヘラで混ぜながら煮ます。
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6
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仕上げに照りをつけるためオリゴ糖(または水飴)を加え、レンジで滅菌した空瓶に入れ煮沸滅菌処理をします。
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7
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柚子果汁を加えたことで柚子の香りも失わず、苦味の少ない美味しいジャムができました。
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コツ・ポイント
柑橘系ジャムは酸味が強いので、ホウロウやステンレス鍋を使います。茹でた皮は試食して苦味が無くなるまで、茹でたり水に浸けたりを繰り返し、マメに水替えして苦味を取ります。内皮の白いワタの部分が苦いので、それも茹でてから取り除きます。
このレシピの生い立ち
淡路島のホテルでオリジナル柚子ジャムを食べたところ、まったく苦味がなく…爽やかな酸味が美味しかったので試行錯誤しながら似たジャムを作りました。柑橘ジャムは大好きで…この方法で苦味を消しながら作っています。煮たタネは、熱湯を加え柚子茶に…。