枯れ節と利尻昆布で取る一番だし
Description
上品な香りの枯れ節と、甘みのある澄んだだしが取れる利尻昆布。特別な日に味わいたい贅沢な一番だしの取り方を覚えましょう。
材料
(だし1リットル分)
作り方
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1
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昆布はかたく絞った濡れふきんなどで、表面のホコリをスッとはらう。白い粉はうま味成分マンニットなので拭き取らない。
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2
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鍋に水と昆布を入れ、しばらく置く。冬は1時間半ほど。夏は20分ほどが理想。
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3
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鍋を中火弱にかける。沸騰するまで最低10分くらいかかる火加減で。
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4
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沸騰する直前(鍋の周りにフツフツとした細かい泡がでるのが目安)に昆布を引き上げる。
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6
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火を止めて、本節削りを入れる。
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7
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1~2分ほどおく。(かき混ぜずに、本節削りが自然に沈むのを待つ)
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8
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ザルにキッチンペーパーなどをしいて、静かにゆっくりこす。(この際にだしがらをギュッと絞るとえぐみが出るので注意)
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9
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お吸い物、茶碗蒸し、お雑煮など上品なお料理におすすめのおだしです。
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コツ・ポイント
昆布は煮立たせると、えぐみやぬめりが出て本来の美味しさが逃げてしまうので、火加減に気を付けましょう。かつお節も、最後にこすときに絞りすぎないことがポイント。少しの時間でも、しっかりと良いおだしが取れますよ。
このレシピの生い立ち
和食の基本でもある「一番だし」。本物のだしを味わう機会が少なくなっている今、このレシピで、本物のだしの風味、うまみをぜひ今一度知って頂けたらと願いを込めました。ホームページ:http://sakura-inc.shop-pro.jp/