自家製調味料 果物の種酒・粕漬酒・酢など

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Description

果物の種や、酒粕を日本酒に漬けておくと、そのまま料理酒として使うより、甘味や旨味が加わるような気がしていろいろ試しています。お酢に漬けておいても、酢の物などに使えて便利です。何点かおすすめできるものを記録しておきます。

材料

度数の高い日本酒
漬けるものがかぶる程度
漬ける食材
漬けたいだけ

作り方

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    ご近所の品揃えのいい酒屋さんに、梅酒用の日本酒を、と言ったらこの「梅ちゃん」を出してくれました。アルコール20度。普通梅酒用の焼酎は35度。果実類の成分を抽出するには20度以上は必要らしいので、15度前後の普通の日本酒では難しいのかも。

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    種酒3種。左から桃の種・ユズの種・かりんの実、種、ビワの種。かぶるくらいにお酒を入れて置くだけです。時々味をみましょう。桃とユズは甘味、酸味、香りをいかして使ってます。

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    りんごの皮は簡単に乾燥保存できますが、芯は少し時間がかかります。そこで、酒に漬けて生かすことを思いつきました。芯のみなら農薬などの心配も…、まあ、多少ましかと。

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    瓶に詰めて、しっかりかぶるまでお酒をそそいで常温保存です。時々口を開けて、発酵してないかどうかの確認、していたらガスを逃がしたりします。シンクでやると安心。

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    1か月でも結構色付いて、味もふんわり甘味と酸味がいい感じでした。うまく熟成したら焼き菓子などにも使えるかも?

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    確かアルコール30度くらいの琉球泡盛。クセのあまりないすっきりした味でした。これで漬けたのが夏みかん。

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    皮をマーマレードに使用後、残った夏みかんの実の方を泡盛に漬けてみました。コレが美味。酸味と苦味が丁度いいのです。1ヶ月後くらいから飲み頃かと。ドレッシングにも、このまま飲んでもおすすめ!薄皮も除きました(画像は冷蔵庫内1年経過)

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    酒粕を「梅ちゃん」とお酢に漬けたもの。中央が漬けた直後。酒粕酢は酢味噌和えを作る際に使用して、非常によい味になりました。干し味噌漬け豆腐レシピID:502865を作る時にも使用。酒粕を柔らかくする時間が省けるのが何より。

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    シソ酢。困るくらい収穫できるシソをざっと刻んで、たっぷり酢漬けに。これは冷蔵庫で1年くらい経過したもの。

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    生とうがらしを、ごま油でよくいためたら、瓶につめ、醤油をかぶるくらいに注いで好みで酒粕を足して保ちます。辛い醤油はいろんな場面で活躍中。

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    果物の種には微量の毒を含むものがあります。大量に取らなけば問題ないと言われていますが、取り除いたほうが無難でしょう…

コツ・ポイント

食材が空気に触れない程度にお酒・酢などを注ぐこと。時々味を確認するのと、空気の入れ替えはしたほうがよいでしょう。ブルーベリー酒の泡が噴き出して非常にもったいない思いをしたことがあります。それと、くれぐれも自己責任でいただいてくださいませ。

このレシピの生い立ち

これまでも梅酒やシソ酢は作ってましたが、種を使い始めたのは、桃の種に果実がひっついて残るのがもったいなくて、だったと思います…。みりんのような味になることを期待してたけど、ちょっと違いました(汗)。<調味料を作っているのであり、オサケを造っているわけではないので、特に問題ないと思いますが、何かお気づきの点があれば警告してくださると有難いです>
レシピID : 558095 公開日 : 08/04/24 更新日 : 20/10/10

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