ハタハタの一夜干し:作り方の画像

Description

ハタハタの一夜干しは、エラとワタを取るだけで、開く必要がないので、簡単に作ることができます。

材料 (4人分)

2カップ
大匙2
塩水を作るためのトレイ
35×25センチ
洗濯物干し用のピンチハンガー
20ピンチ付き
軍手
1双

作り方

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    写真

    ハタハタの一夜干しを作るために、あらかじめ百均で、20ピンチ付きのピンチハンガーと粗目の洗濯ネットを買ってきておいた。

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    ハタハタにはウロコが無いので、ウロコ取りをする必要はない。いきなり、エラとワタを取っていきます。

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    ハタハタは口が大きくて、ワタが少ないので、エラとワタを除去する際に、「ツボ抜き」という方法が最適で、簡単である。

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    割り箸を2本に割いて、口から差し込み、左右のエラ蓋から外に出した後少し引っ込めて、エラと胴体の間の膜を貫いて腹に入れる。

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    箸と箸の間にエラを挟み込んだ状態で、魚の頭部を左手で握ったまま、右手で箸2本をしっかり握って、2~3回転する。

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    エラ蓋には硬い棘が3本あるので、左手には軍手をはめておいた方がよい。

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    右手で握った箸をゆっくりと引き抜くと、エラとワタが口から出てくる。ワタが十分に抜き出せなかったらエラを開いてワタを取る。

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    流水に曝しながら表面のぬめりを取り、血合いと残ったワタを取り除くために腹の中を流水に曝してきれいにする。

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    水洗いしたハタハタは、ざるに入れて水気を切る。

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    35×25センチ程度の大きさのトレイに、水2カップ、塩 大匙 2 を入れて塩を十分に溶かして塩水を作る。

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    処理したハタハタを塩水に 1 時間漬ける。表面が塩水につかりきらない場合は、30分後にひっくり返す。

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    ハタハタを塩水から揚げて、キッチンペーパーで表面とエラ蓋の中の水気をしっかり拭き取る。

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    ピンチハンガーに、ハタハタの尾をつまんでぶら下げる。口の中と腹の中に水気が残りやすいので、尾を上にして干した方がよい。

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    屋内で衣類用のパイプハンガーに吊るして、扇風機で風を送るか、屋外で物干し竿にぶら下げて、ランドリーネットを被せて干す。

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    風通しのよい日陰に干す。一晩干して、表面が乾いて指紋が付く程度まで乾いたら完成。

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    保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。重ねるときはラップを敷いて、干物同士が接触しないようにします。

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    2~3日以内に、唐揚げにするか、グリルで焼いて食べます。

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    数日以内に食べない場合は、フリーザーバッグに入れて冷凍します。1か月以内に消費しましょう。

コツ・ポイント

「つぼ抜き」という方法を使えば、エラとワタを同時に簡単に除去できる。口の大きな魚や小魚の下処理には覚えておいて損のない方法である。ピンチハンガーを使用して尾を上にして干せば、裏返す必要がなく、干物用の干し網を使うよりも手間がかからない。

このレシピの生い立ち

いろいろな魚の一夜干しを試してみている中で、カレイの次くらいに簡単にできる。焼いてもよいし、唐揚げにしてもよいし、骨も頭も丸ごと食べてしまえるハタハタの干物はお勧めです。
レシピID : 6506363 公開日 : 20/10/27 更新日 : 21/02/19

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