95℃ 低温調理で炊飯(ご飯炊き)の画像

Description

95℃の高温を保つことができるBONIQの低温調理でも、お米を炊くことができるのではないか?検証してみる。

材料 (1合分(=耐熱袋1袋))

1合(150g)
180ml(米+水で合計330gにする)
 
上記、耐熱袋1袋(1合)× 2袋で比較実験を行う。
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ほか、調理器具など
鍋(低温調理後に蒸らす用)
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作り方

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    BONIQの低温調理でお米を炊くことはできるのか?

    米は炊飯器以外でも土鍋やフライパンでも炊くことができる。

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    95℃の高温を保つことができるBONIQの低温調理でも、お米を炊くことができるのではないか?

  3. 3

    通常、米を炊く際は沸騰させた後高温を保ち(約10分間)、その後蒸らす(約10分間)ことで炊き上がる。

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    そこで、以下の2パターンでそれぞれの仕上がりの違いを比べてみる。

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    <BONIQ設定>

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    実験1. 実験1. 95℃ 0:10(10分)→そのまま湯せんに10分浸け、蒸らす

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    実験2. 実験2. 95℃ 0:15(15分)→そのまま湯せんに10分浸け、蒸らす

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    写真

    <低温調理器 BONIQをセットする>

    鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。

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    95℃ 0:10(10分)に設定する。(スタートはしない)

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    ※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。

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    参照:「低温調理 加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf

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    ※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。

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    高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

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    <耐熱袋に投入する>

    米を研いでざるに上げ、耐熱袋に入れて水を加える。

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    米を研ぐ際に米が水を吸うため、袋の重さを除いて全体が330gになるよう、計量しながら水を加える。

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    同様に繰り返し、もう1袋作る。

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    <BONIQに投入する>

    2つの袋をまだ水の状態の湯せんに入れ、BONIQのスタートボタンを押して低温調理をする。

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    (BONIQが95℃に達するまでの時間を利用して浸水をする。)

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    ※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。

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    (参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、

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    https://www.youtube.com/watch?v=N-t1ox7mox0

  22. 22

    記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」ID:6246650

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    ※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。

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    高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)

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    <そのまま湯せんで蒸らす>

    BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら1袋のみ取り出し、

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    別の鍋に沸かしていたお湯の中に入れて10分置き、蒸らす。
    BONIQ設定を5分追加する。

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    再度BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら、2袋目はそのまま湯せんの中で10分置き、蒸らす。

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    <仕上げ>

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    写真

    それぞれ器に盛り付けて、出来上がり。

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    <比較実験結果>

    実験1. 95℃ 0:10(10分)→そのまま湯せんに10分浸け、蒸らす(写真右)

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    ほんの少し米にまだ火が通りきっていない食感。ぼそっとしがち。

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    写真

    実験2. 95℃ 0:15(15分)→そのまま湯せんに10分浸け、蒸らす(写真左)
    米にしっかり火が通っていた。

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    ただし水圧がかかっているため“ふんわり”というよりも“みっちりとした”炊き上がり。

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    《当レシピの栄養素》

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    栄養素/食(1日の推奨量)

    カロリー:168 kcal
    糖質:36.8 g

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    タンパク質:2.5 g(体重 x 1.2g ~ 1.5g)
    脂質:0.3 g

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    食物繊維:0.3 g(20 g 以上)
    カリウム:29 mg(3500 mg 以上)

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    カルシウム:3 mg(650 mg 以上)
    マグネシウム:7 mg(350 mg 以上)

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    鉄分:0.1 mg(7.5 mg 以上)
    亜鉛:0.6 mg(10 mg 以上)

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    ※上記はレシピの2/3量の栄養価を計算しています。

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    当レシピに対する「BONIQ管理栄養士からの栄養アドバイス」は、BONIQ 公式低温調理レシピサイトにてご覧ください。

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    <https://boniq.jp/recipe/?p=24892>

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    《作る際のポイント》

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    本レシピは1合分の炊飯の分量です。

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    耐熱袋1袋で、2合、3合・・と米の量を増やして炊く場合には加熱時間を延長する必要があるでしょう。

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    《作った感想》

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    15分+10分でお米が炊き上がるのも嬉しいですが、BONIQなら同時調理できるのが大きなポイント!

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    主食の白ご飯と一緒に主菜や副菜を同時調理して、まるっと1〜2食分の献立など、一気に複数品を作ることができますね。

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    95℃レシピは魚介類、野菜、スープ、スイーツまでたくさんあります。

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    「設定温度別:95℃〜

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    (https://boniq.jp/recipe/recipe_category/over95℃/)」

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    レシピカテゴリからぜひ探してみてくださいね。

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    BONIQの低温調理で炊いたご飯は、ふんわりとした粒が立ったごはんではなく“みっちりとした”炊き上がり。

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    このみっちりとした炊きあがりは、毎日食べる主食の白飯、というよりは“もち米”にピッタリではないだろうか?

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    ということで、今後もち米を使ったレシピで応用し実験していきます。お楽しみに!

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    <低温調理炊飯(ご飯炊き)、おこわ シリーズ>

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    「95℃ 低温調理で炊飯(ご飯炊き)(ID:6725565)」

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    「95℃ 脳を活性化◎さつまいもおこわ(ID:6769852)」

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    「95℃ 旨み満点◎低温調理で中華風おこわ(ID:6773205)」

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    「95℃ 脳のエネルギー◎北海道のお赤飯(ID:6780696)」

  62. 62

    ●BONIQ 深型ホーロー鍋は
    「BONIQ 鍋」で検索

  63. 63

    ●BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)は「BONIQ コンテナ」で検索

  64. 64

    ●BONIQ 低温調理用耐熱袋は「BONI BAG」で検索

  65. 65

    ●低温調理用耐熱袋の密封方法
    https://www.youtube.com/watch?v=N-t1ox7mox0

  66. 66

    ●ベストなバッグ密封の仕方
    https://boniq.jp/recipe/?p=19616

コツ・ポイント

従来の炊飯器などで炊飯する際は、水蒸気で水の5%程が蒸発します。BONIQで行う際は、従来の炊飯よりも少なめの水分量で炊き上げます。

このレシピの生い立ち

BONIQの低温調理でお米が炊けるとは!
今回実際に行ってみて、「米と水をBONIQで95℃ 15分低温調理後、そのまま湯せんの中で10分間放置」することで炊飯ができることがわかりました。
レシピID : 6725565 公開日 : 21/04/07 更新日 : 24/04/30

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