【やまなしの食】桃の瓶詰め(シロップ漬)
Description
「桃の瓶詰め」は山梨県に伝わる郷土食の一つです。
材料
作り方
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1
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桃は水洗いする。
縫合線に沿って包丁で大きく2つに切る。
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2
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桃をしっかり持ってスプーンで種を取る。
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3
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2~4等分のくし形に切り皮をむき、食塩水に5分つけ変色を防ぐ。
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4
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沸騰した湯に塩水から出した桃を入れて、2分~4分煮る(茹ですぎに注意する)。
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5
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流水に取り急冷しアクを抜く。ザルにあげて水気をきっておく。
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6
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各瓶に砂糖60gと水を大さじ1入れてよく溶いておく。桃を均等に詰めて湯を瓶の肩口まで注ぎ少し放置する。
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7
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水が下がったら湯を足して、ふたを軽くしめる。
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8
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蒸し器に水を入れ、瓶を並べる。
沸騰後20分蒸す。
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9
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蒸し終わったら、やけどに注意しながら瓶を取り出し、ふたをしっかりしめる。
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10
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瓶を逆さにして、漏れがないかと冷めてからふたの中央がへこんでいるのかを確認する。
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11
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ラベルを貼り(製造年月日等を記録)3ヶ月以上冷暗所で保存する。
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コツ・ポイント
作ってから3ヶ月で味が均一になり、美味しく食べられる。賞味期限(保存期間)1年が目安。冷やして食べても美味しい。
このレシピの生い立ち
山梨県は桃の収穫量が日本一で、特に峡東地域が多く、良質な桃が出荷されています。桃農家を中心に、「はねだし」の桃は砂糖で煮たりジャムにしたりと日常的に利用してきました。シロップ漬は甘みの少ない桃も美味しく食べられる産地ならではの料理です。