海軍羊羹の画像

Description

自宅の資料から見つけた、日本海軍で提供されていた羊羹のレシピを基に再現したものです。
※写真は抹茶味にアレンジした物です

材料 (通常サイズの羊羹1本分)

基本レシピ
4g
200g
上白糖
300g
200cc
【欲しい調理器具】
濾し器
※寒天を棒や糸にする場合必須
流し缶
※羊羹液を直接流しても簡単に取れます
 
応用レシピ(抹茶羊羹)
200g ※基本レシピの漉し餡代わり
大さじ2
 
応用レシピ(小倉羊羹)
50g ※基本レシピに追加

作り方

  1. 1

    寒天は棒寒天や糸寒天を使う場合は、最低30分水につける。

    ※粉寒天を使う場合は、工程:1・2・4は省略する

  2. 2

    ふやけた寒天を強く握って、水分を絞る。

    ※棒寒天を使った場合は、小さくちぎる

  3. 3

    手鍋に水を入れて沸かす。
    沸いたら寒天を加え、寒天をしっかり溶かす。

  4. 4

    棒寒天や糸寒天を使った場合、濾し器で繊維を濾す。
    ※濾し器に残った分は捨てる

  5. 5

    濾した寒天液に砂糖を半分加え、弱火でよく混ぜる。
    完全に溶けたら残りの砂糖も投入して、完全に溶かす。

  6. 6

    5に漉し餡を半分加えてしっかり溶かす。
    溶けたら残り半分を加えて、完全に溶かす。

  7. 7

    6を中火にかけながら、木べらでゆっくりかき混ぜる。

    ※火加減を見計らうために、早くかき混ぜない

  8. 8

    中心部に白い気泡が出始めたら弱火にして、更にじっくりかき混ぜる。

  9. 9

    気泡に粘りが出始め、木べらで底を掻いてから数秒底が見えたら、素早く流し缶に移す。
    ※熱源から離すと急激に固まるので要注意

  10. 10

    流し缶ごと冷蔵庫に投入して、冷え固まったら完成。

  11. 11

    応用編(抹茶羊羹)
    基本レシピの漉し餡をを白餡に変更し、抹茶は白餡が溶けた後に加えれば、抹茶羊羹にできます。

  12. 12

    応用編(小倉羊羹)
    8後に、茹で小豆を加えれば、小倉羊羹に出来ます。
    ※それより前だと小豆が底に沈みます。

コツ・ポイント

2の寒天を絞る工程を怠ると、寒天の青臭さが羊羹に残るので注意。
4の濾し器にかける工程を省くと、溶けなかった寒天の繊維がダマになるので注意。
6の餡を溶かす工程は一気にも出来ますが、、餡が溶けにくいので、少量ずつ溶かしたほうが良いです。

このレシピの生い立ち

自宅に在った海軍関係の資料を整理していた時に、海軍で提供していた羊羹のレシピを見つけたのがきっかけで、10年ほど前に作成したときのレシピです。
糖分のお陰である程度日持ちがするので、冷暗所に保存して、毎日のお茶のお供にどうぞ!
レシピID : 7684352 公開日 : 23/11/29 更新日 : 23/11/30

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