ニッポン味紀行…やせうま〈大分・耶馬溪〉

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Description

〈先人が遺した郷土料理…この先どげなるんじゃろうか…どげすりゃえんかのう〉ソンナご懸念・払拭の一助となれば、の企画です

材料 (2人分)

約100g
黒糖
大さじ2
赤味噌
小さじ2
シナモン・煎り胡麻
少々
胡桃の実(素焼き)
少々

作り方

  1. 1

    甘味噌ダレ:フライパンに水・黒糖・赤味噌を入れ、弱火で加熱。表面に浮いた泡を取り除き、煮詰めたら出来上がり

  2. 2

    団子粉をボウルに入れ、少量ずつ水を加えて捏ねます。生地の固さは耳たぶ程度、転がしながら棒状にまとめます

  3. 3

    棒状生地を3等分にちぎり分けます。其々を平たく手延べして、見た目〈きしめん〉状にすればOK

  4. 4

    水を沸騰させた鍋に手延べ生地を投入。浮いたら、さらに約3分間茹で続けてザルに上げ、水洗いします

  5. 5

    〈やせうま〉をお皿に盛り、甘味噌ダレを掛けます。さらにシナモン・胡麻・胡桃をパラリと散らせば完成

コツ・ポイント

手延べ麺みたいな〈やせうま〉も、分類上は〈だご・団子〉なのかな…ワカラン。地元では砂糖&きな粉にまぶす程度ですが、ソコは自分の好みを反映して甘味噌に変えてみました。皆さんも独自の創意工夫を加えて、美味しくお召し上がりください

このレシピの生い立ち

コンセプトは旅情誘う味巡り。明治32年新春早々、当時・五高教授の夏目漱石は宇佐神宮初詣〜耶馬溪〜日田〜久留米を経て熊本に帰還。難儀な旅の間、多くの俳句を詠んでいます。薄蒲団/萎えし毛脛を/擦りけり 残念ながら〈やせうま〉の句は見当たらず…
レシピID : 7837754 公開日 : 24/05/25 更新日 : 24/05/25

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