炒り卵の作り方
フライパンまたは鍋に卵を流し、菜箸や木べらを使って全体にかき混ぜながら火を通します。火の通し方は作る料理によって異なります。中華風は強火でふわっと炒め、和風の炒り卵は弱火で細かいそぼろ状になるまでから炒りし、洋風であれば弱めの中火で大きくかき混ぜて半熟にします。テフロン加工のフライパンを使用すると、焦げ付かずきれいに仕上がります。
中華風炒り卵
フライパンまたは中華鍋を強火で熱し、油を入れてなじませ、卵を流したら木べらなどで手早く、大きくかきまぜます。全体的に卵が固まったらすぐに火を止め、皿に取り出します。
手早く、大きくかきまぜる(強火)
ふわっと大きなかたまりの炒り卵
和風炒り卵(そぼろ状)
油を使わず、菜箸で手早くポロポロに炒りつけます。火加減は弱火で、菜箸4本を使ってこまめにかき混ぜます。そぼろ状になる前に卵が固まってしまいそうになったら、フライパンごと濡れぶきんの上に置くなどして火から遠ざけます。
菜箸4本使ってかき混ぜる(弱火)
細かいそぼろ状の炒り卵
洋風炒り卵(スクランブルエッグ)
フライパンを中火で熱し、卵を流します。弱めの中火で、木べらで大きくかき混ぜながら火を通します。全体に固まってきたら焦げつかないように木べらを手早く動かし、好みの半熟状態になる一歩手前で火を止めます。火を止めてもフライパンの[余熱]で加熱が進むため、それ以上火を入れたくないときは、すぐに皿に移します。
木べらで大きくかき混ぜながら火を通す(弱めの中火)
半熟状の炒り卵