ニシンのお鮨ですし

　まず、新鮮なニシンをゲットします。御自分で採られる方は、季節を考えて、頑張って、脂の乗ったものを採って来て下さい。

　まずは、ニシンの下準備から書きますが、最初に鮨飯の方を準備しておいても、時間的にはokだと思います。

　ということで、ニシンの下準備です。ニシンは、赤い線のところで頭を落とします。まぁ、正確には脇下の辺からなのですが…。

　布巾で拭いてから、三枚下ろしにします。

　赤線の所に、小骨があるので、「よいしょっ！よいしょっ！」と一所懸命小骨を毛抜きなどで除去します。

　お腹の部分の骨を削ぎ落とします。また、背鰭や腹鰭などの鰭の付け根のところに残っている骨も取り除きます。

　因みに、これが皮を剥いた後です。皮を剥く時は、身が崩れないように、慎重に優しく扱って下さい。

　また、皮剝きの際には、脂の乗ったニシンの場合、手の温度で脂が溶けだしてくるので、素早く行うようにもして下さい。

　次に、ニシンの酢漬け作りです。ニシンの半身に軽くお塩先生を振りかけ、暫く冷蔵庫で寝かせておきます。

　キッチンペーパーなどで、洗った身の水分を除去した後。お酢と砂糖、醤油を合わせたつけ汁に漬けておきます。

　次にシャリ作りです。お米を研いでから、炊飯器の釜にお米とお水、そして、昆布を入れて炊くだけですが…。チートです。

　お酢とお砂糖とお塩先生を合わせて、鮨酢を用意しておきます。

　鮨飯が十分冷めてから、酢漬けのニシンをつけ汁から取り出します。

　酢〆したニシン＠半身と、プレーン生ニシン＠半身を鮨ネタ用に適度な大きさに切り分けます。

　そして、にぎにぎタイムです。鮨職人になったつもりで、一過性に、一心不乱ににぎにぎします。

　最後に、薬味として刻んだ小ネギを（”シャレ乙”的に）振りかけて、出来上がり。