Sima (フィンランド風ミード)
作り方
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1
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【初日】
5リットル以上入る大鍋で、水4リットルを沸かす。
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2
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火を止めて、黒砂糖と普通の砂糖を加えて、完全に溶かす。温度計を挿して室温で冷ます。
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3
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あら熱がとれたらレモンの絞り汁を加え、42度になったらドライイーストを加えてよく混ぜる。(温度についてはドライイーストの説明書に従って)
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4
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フタまたはラップを被せて、室温で24時間置いておく。イースト菌が発酵を始めますが、少量なので、激しく泡立つこともないはずです。
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5
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【翌日】清潔な容器(PETボトル等)にグラニュー糖(500ml瓶→小さじ1、1.5リットル瓶→大さじ1程度)とレーズン数粒を入れる。グラニュー糖は、イースト菌と反応して炭酸を作る目的で入れるので、多すぎると炭酸がキツくなります。
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6
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シマを瓶に詰める。瓶いっぱいに詰めると、熟成中に内容物が吹き出す恐れがあるので、十分余裕を持って詰めて。
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7
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フタを被せる(きっちり閉めない)。熟成中は二酸化炭素が発生するので密閉は厳禁です。瓶の中の気圧が高くなって危険です。フタがカタカタ揺れている位のゆるさで十分です。
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8
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冷蔵庫で保管する。瓶が倒れないよう要注意。醗酵の済んだイースト菌が沈殿し、レーズンが水面に浮かんできます。
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9
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瓶詰めから1週間後が飲み頃。底にたまった沈殿物は飲まないこと。瓶詰め当日にくらべて格段に味が良くなります。さらに1週間くらいは冷蔵庫で保存可能。
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コツ・ポイント
少量のドライイーストで、写真の量(1.5リットルx3本)できます。これより少なく作るのは難しいので、最低でもこの量でお試しください。PETボトルなどの容器と、冷蔵庫の空き場所の確保も忘れずに。レーズンが苦手な方でも、入れたほうがおいしくできると思います。グラスに注ぐときに茶こしでレーズンを濃しとって飲んでください。砂糖の総量(500g)を変えず、黒砂糖の割合を増やしてもおいしいです。
このレシピの生い立ち
私のレシピでは限りなくノンアルコールになるようにしてあります。イースト菌が多すぎたり、24時間以上室温で醗酵させるとアルコールができる恐れがあるのでご注意ください。Alc.1%以上のものを日本で作ることは禁じられています。一週間辛抱して待ったら、レシピID:263793のティッパレイパと共に召し上がれ!