鶏すき鍋
作り方
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鶏すき鍋の〆に玉子とじというのは老舗鶏料理屋である玉ひでが発祥と言われます。
鬼平犯科帳に登場する鶏鍋屋のモデルですね。
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まず鶏肉ですが半端に煮込んだ鶏皮のブヨブヨが苦手なので除去します。
〆用の鶏肉は火が通りやすくなるよう、細かく切ります。
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酔っ払って画像を撮り忘れたのですが、〆用は1cm角くらいでしょうか。
1cm助は水戸の御老公に杖で叩かれるので注意です。
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結び蒟蒻は塩振って下ゆでし、ネギは細かったのでナナメ切りせず普通に食べやすい大きさで切りました。
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白菜、春菊、しめじは適当な大きさに切っときます。
この切っとく事を我々料理人の間ではキットカットと呼びますがウソです。
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さて、いよいよ伊代はまだ16だから鶏すき鍋を作っていきます。
まずは鉄鍋に出汁の鶏皮を敷き、弱気で弱火にかけます。
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やがて鶏皮から大量の油が出てきますが、無視してカリカリするまでイラつきます。
鶏皮がイラっとしたら割下を作ります。
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鉄鍋のジャンに麺つゆ、赤ワイン、日本酒、生姜を入れて一煮立ち、いい日旅立ちでアルコールを飛ばして着地に見事失敗します。
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アルコールが飛び散ったら豆腐、蒟蒻、つくねを入れて煮込みます。
つくねの出汁が豆腐、蒟蒻に味が染みる事を期待する訳です。
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煮込んで行くと豆腐と蒟蒻が茶色く変色して錆びたのかと思いますが、白菜春菊を入れて火が通れば鶏すき鍋はとりあえず完成です。
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各自好き勝手に食べ、具材が減ったら鶏肉を追加して玉子とじにします。
これをホカホカ御飯に乗せれば〆の親子丼が完成です。
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親子丼にする前の具材は溶き玉子に浸けて食べても、そのままでも構いません。
私はそのままで、酒の肴として食べました。
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それではまた次回!
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