冷蔵発酵 使い切り量の発酵種の画像

Description

少し捏ねて冷蔵発酵するだけで、翌日すぐに使える便利な発酵種。完成量は50gと100gの2種類。

材料 (完成量50g or 100g)

20ml|40ml
少々(小さじ1/16)|小さじ1/8
少々(小さじ1/16)|1g
以下は省略可能
砂糖
小さじ1/2|小さじ1/2

作り方

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    計量が細かいので、小さじ1/8〜1/4や少々が計れる計量スプーン、10mlが計れる計量カップを用意すると便利。

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    小さじ1/4と小さじ1/8のスプーンに少々の一杯分を入れたところ。0.3ml、小さじ1/16相当らしい。

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    ■参考用比較図。
    左上:少々の計量スプーン
    右上:指で少々
    左下:指でひとつまみ

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    水はポットのお湯と混ぜ、人肌にしたものをコップに多めに用意してから計量する。少量を計りやすい方法で。

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    材料を全て混ぜて、5分程度よくこねる。少量なので楽。ゴムベラでも手でも好みのやり方でOK。

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    生地をざっとまとめた後、5〜10分置いてからまた少し捏ねてもいい。生地が滑らかになる。

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    温かい所で30分位発酵させ、丸め直す。その後一晩冷蔵発酵。生地は庫内ですぐに冷えるので、その方が安定すると思う。

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    翌日2倍になっていれば完成。発酵種は完成日以降3日以内に使い切る。

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    ■使い方
    完成した発酵種は、生地にイーストを入れる時にちぎって加える。こちらは菓子パン系。

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    折り込みパンのように、生地の伸びやすさが重要なパンの場合は、生地本体は強力粉に対して2~3割など、薄力粉を多めに配合。

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    ■余談
    最強力粉50gの場合→水を32.5ml(大さじ2+小さじ1/2)、その他の材料を粉60gの分量。完成量約80g。

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    ■余談2
    最強力粉を普通の強力粉にすると、あまりグルテン強化方面の力は実感しない。発酵の恩恵特化型っぽくなる。

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    ちゃんと発酵は助けてくれるので、発酵に時間を食う食パンに入れとくのは有効。捏ねの少ないパンなら最強力粉が一番だと思うが。

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    ■余談3
    うっかり冷蔵庫に入れる前の発酵時間を室温28度で30分→生地を丸める→さらに60分の合計90分取った場合。

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    イーストが少ないため(0.6%程度)、過発酵は免れた。午前に作って午後に使うなど、急いでる時は狙って行うのもありかも。

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コツ・ポイント

ポイントは最強力粉。強いグルテンのおかげで、生地が早くまとまり、更に扱いやすい生地になる。
魅力は発酵種の熟成風味や、菓子パンもフランスパンもOKの自由度。
ただし、冷凍は大事なグルテンが痛むのでNG。必ず冷蔵保存でお早めに。

このレシピの生い立ち

よく参考にするブログの発酵種を使う時に、作りやすい分量と手順を自分用に調整したメモ。
参考レシピ:
http://sizuasa.blog44.fc2.com/blog-entry-361.html
20/12/1:計量スプーンの解説改訂。
レシピID : 4856072 公開日 : 18/01/18 更新日 : 23/08/15

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