【幕末おもてなし料理】しんじょかまぼこ

【幕末おもてなし料理】しんじょかまぼこの画像

Description

『料理簡便集』を参考に、新鮮な鯛を材料にフードプロセッサーを利用し簡単に出来る、ぜいたくな一品です。

材料

鯛の切身(皮のついていないもの)
100g
やまのいも
25g
大さじ1
2g

作り方

  1. 1

    鯛と塩をフードプロセッサーにかけてペースト状にします。

  2. 2

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    1に卵白とすりおろしたやまのいもを少しずつ加えながら、なめらかになるまでフードプロセッサーにかけます。

  3. 3

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    高さ5cm程度のスチール型(玉子豆腐器など)に2をいれます。

  4. 4

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    型の中の生地の高さまで浸かる程度のお湯を入れた鍋に3を入れ、弱火から中火で10分程度蒸します。

  5. 5

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    ふたから水滴がたれないようにふたと鍋の間にふきんを挟みます。※挟んだふきんは、火にかからないようふたの上に折りあげます。

  6. 6

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    型の中心に竹串をさして、生地がつかなければ出来上がりです。鍋から型を取り出し、粗熱をとってから、生地を型からはずします。

コツ・ポイント

しんじょを蒸す際は、高温で熱を加えると固くなるので、火加減(75~80℃くらい)には注意してください。「蒸す」を、揚げる・焼く・茹でるという調理法に変えると、違った味わいが楽しめます。エビもいいですし、春なら鯛、夏はハモもよいでしょう。

このレシピの生い立ち

慶応2年に防府市三田尻で長州藩主と英国キング提督らが会見した際に双方がおもてなしした御献立が『英国人三田尻渡来一件』に「しんじょふかまぼこ」と記載されています。その御献立を「家庭でも作れる日英饗応料理」として再現したものです。
レシピID : 4937147 公開日 : 18/02/26 更新日 : 18/02/28

このレシピの作者

防府市明治維新150
防府市明治維新150年推進協議会の公式キッチンです。山口大学の学識経験者や市内の飲食店、防府市生活改善実行グループなどの協力を得て、幕末の慶応2年、防府で長州藩主が英国のキング提督らに振る舞った料理を、調理法や味付けに工夫を凝らして再現創作する取組を実施しています。http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/25/hofuishin150-main.html

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