低温調理で自家製無添加クリームチーズ

低温調理で自家製無添加クリームチーズの画像

Description

BONIQの低温調理で作る、手作りクリームチーズ。
口の中で溶けるような、滑らかさ。

材料 (クリームチーズ 約270g分)

BONIQする材料(※分量は厳密でなくてもできるので、はかりがグラム表示(mlではなく)しかない場合はグラムで計量しても可。)
400ml
50g (約大さじ3)
 
器具
蓋付きの耐熱性容器(熱湯消毒するため)
-
耐熱性ゴムベラ または スプーン(混ぜる用)
-
 
仕上げ
塩(お好みで。入れなくても可)
1.9g(※クリームチーズが270g取れた場合。チーズ重量の0.7%が目安。)

作り方

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    BONIQをセット。
    空のココットなどを鍋の底に逆さに向けて置き、容器が湯せんにじゅうぶん浸かるように水量を調節する。

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    高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、

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    下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。

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    43℃ 4:00(4時間)に設定する。

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    熱湯を沸かし、使用する容器(耐熱性)やゴムベラを熱湯消毒する。(手洗いも念入りに。ビニール手袋をすればなお良し。)

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    消毒した器具はキッチンペーパーや清潔な布で水滴を拭く。

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    ホーローのフタつき容器(金属製など熱伝導のよいもの)に全ての材料を入れ、ヘラで混ぜて蓋をする。

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    ※材料を計量する時は、消毒していない計量カップなどを使わず、消毒した容器に直接入れて計量する。

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    BONIQが設定温度に達したら容器を湯せんココット台の上に入れ、低温調理をする。

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    コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。

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    BONIQ コンテナ、ほか:https://boniq.store/pages/bulkupcontainer

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    BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら、容器のフタを開けて固まっているかを確認する。

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    (容器の材質や形状の熱伝導の違いによって所要時間が変わることがあるため。固まっていなければさらに時間を延長する。)

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    容器を傾けて表面がプルプルして固まっていれば、クッキングペーパー(さらしやガーゼ)を敷いたザルに濾し、

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    冷蔵庫に入れて、ホエー(清乳)を48時間~かけて排出する。

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    残った固形物がクリームチーズ。ヘラで練って滑らかにする。
    塩を入れる場合はここで入れる。チーズ重量の0.7%が目安。

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    ※液体のホエー(清乳)は料理やお菓子、飲み物に使えるので捨てずに取っておく。

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    《作る際のポイント》
    クリームチーズはさまざまな作り方があります。酸を使ってクリームや牛乳のタンパク質を凝固される方法、

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    ヨーグルトの乳酸菌による発酵でタンパク質を凝固する方法などです。
    以前に公開したレシピ

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    「40℃,50℃ 改訂版カッテージチーズ レモン汁/酢」(ID:6759010)では酸と熱により牛乳のタンパク質を

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    変性させることでカッテージチーズが出来ましたが、今回はヨーグルト乳酸菌による発酵の方法でクリームチーズを作りました。

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    つまり、牛乳と生クリームを使って濃厚なヨーグルトを作り、ホエーを濾すとクリームチーズになるというわけです。

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    濾す時はクッキングペーパーまたはさらしやガーゼを使用します。

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    注:キッチンペーパー(表面がデコボコしたもの)とクッキングペーパー(リードペーパーなどに代表されるフェルトタイプのもの)

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    は違います。キッチンぺーパーを使うと上手く水切りできません。

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    コーヒーフィルターなどを使って水切りすることもできますが、容量が限られるので、少量で作る時には便利でしょう。

コツ・ポイント

ポイントは↑にて。
ホエーを濾す時間はかかりますが、工程は簡単!
とても滑らかでパンにも塗りやすく、サンドイッチやブルスケッタにもすぐに使えます。

このレシピの生い立ち

塩はお好みで、ナッツやハーブを入れて、ワインのおつまみとしても最高。
牛乳と生クリームの割合を変えてもできるので、生クリームが余った時などにも活用できますよ。
レシピID : 6788617 公開日 : 21/05/19 更新日 : 21/05/19

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