Ｘmas Cake the コカ・コーラ

このレシピは1.5Ｌのペットボトルで作ります。（2Ｌサイズはお薦めしません。）記載した材料は、これに合わせた分量です。

スポンジはかなりの量を使うため、特大サイズのスポンジレシピを別に設けました。
レシピID : 6935727

このレシピでココアスポンジを作り、焼き上がり後ラップをして粗熱を取って冷やし、焦げを剥がしておく

このボトルで作る詰め方は大きく分けて2種類あるようです。1つはラベル位置の部分に長方形の穴をカッターで切り抜く方法。

空けた穴からチョコを流し込んで固めた後、スポンジとクリームを入れ込み、最後に四角い穴を、溶かしたチョコでふさぐ方法

難点は、穴から指を入れてスポンジやクリームを入れるのが、かなり難しい点。クリームも、絞り器に入れないと詰め込めません。

こうした点を踏まえ、別の方法で作っていきます。この方法は、ペットボトルのラベル部分を上下真っ二つに裁断します。

ケガ防止のため、カッターの刃先を火に炙って押し込みながら裁断していくと、すんなりとカット出来ます。

ボトルを2分割した状態。これでクリームとスポンジが詰めやすくなる。なお、キャップはボトルにつけておく

ボウルに入れて湯煎にかけ、50℃→氷水28℃→再び湯煎で30℃にして、テンパリングする

テンパリングしたチョコの全てを使わず、上下２つのボトルにそれぞれ流し込み、すぐにボトルを回して全体に行き渡らせる

キャップのあるボトルは倒れない様に、あらかじめマグカップなどに入れてから流し込み、ボトルを回して全体にコーティングする

1回で流し込んだチョコにはムラがあるゆえ、冷凍庫から取出し、チョコを再び30℃まで温め、2回目のコーティングを行う

これを冷凍庫で10分冷やした後、均等に厚みがあるか確認して薄い部分があればチョコを追加して厚みを増す。その後冷凍庫で冷す

ここからムースづくり。細かく刻んだスィートチョコ150gに牛乳100gを加えて湯煎にかけて混ぜ、完全に溶かしておく

粉末ゼラチン7gを大さじ4の水でふやかした後、湯煎又はレンジで加熱して、よく混ぜて完全に溶かしておく

氷を張った二重ボウルに＜20＞のチョコ液を入れて軽くホイップ後、溶かしゼラチンを入れながら9分立てまでホイップする

この中に、スィートチョコ50gとホワイトチョコ40gを細かく刻み、

特大ココアスポンジの上下に包丁を入れて厚みを半分の薄さにし、円形4枚、縦長長方形のパーツにカットしておく

ボトルの内側にゴムへらなどを使ってムースを全体に薄く塗る（最初にスポンジを詰め込まない）

↑（失敗例）
最初にスポンジを詰めた場合、接着できず、このようにチョコがはがれていく。ムースはチョコとスポンジの接着剤

中央の凹みに、ショコラムース、冷凍ラズベリー、冷凍イチゴを隙間が出来ない様に、バランス良く押し込んでいく

もう一方のボトルも同様に作業する

最後にスポンジでフタをするように重ねたあと、接着にムースを薄くぬる。これを冷凍庫で再び冷やし、中のムースを固定させる

横に寝かせるようにボトル側に切り目を入れていく。冷凍した際に空洞が出来るので、そこに差し込み、少しづつ剥がしていく

チョコにしっかり厚みがあれば、この作業は思ったほど難しくなく、綺麗にはがれていきます。

上下接着させるために、ブラックチョコ1枚50gを先と同様にテンパリングし、画像のように乗せる（流れないように様に注意）

チョコが乾いたら、仕上げのコーラのラベルを付け、全体が崩れない様にラップでぐるぐる巻きのクッション材にして、冷凍庫へ。

食べる前に取り出し、テーブルに飾りましょう。冷凍庫から出したては、ひんやり水滴がついて、超リアル。

キャップのリングまで付いているから、冷たく冷やしたコーラにしか見えません。

カットは包丁を必ず直火であぶりながら、ゆっくりチョコを溶かして包丁を入れて下さい。

スポンジとショコラムースが同色であることから、どこからスポンジで、どこがムースななのか区別がつきにくいですが、実に美味♡

スィートチョコとホワイトチョコの刻みも、ほどよいアクセントな触感と甘味を加えています。

食べれる大きさにカットしてお召し上がりください。

内部は乳脂を抑えたムースだから、意外にも、とても軽やかなのです♪

冷蔵の状態に戻して頂くのも良いですし、冷たく冷やしたアイスケーキのまま頂くのもオススメ♡