山形の味 あけびの肉みそ詰め
Description
あけびってどこを食べますか?白い所だけ?え?皮、捨てちゃうの?勿体ない!山形では食べますよ、皮。ほろにが旨~い秋の味です
材料
(2~3人分)
作り方
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1
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あけび。中の甘いところを食べるのが一般的だが山形とその近隣では皮を食べる習慣がある。ほろ苦さが美味しい、秋の味。
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2
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あけびは白い果肉をスプーンなどで出しておく。肉みそ詰めには使わない。果肉は甘いのでこのまま食べられる。(種は出す)
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3
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主な材料。分量などの参考にしてください。今回のあけびは小ぶりで卵よりも一回り大きい位のものを使用。
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4
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きのこを食べやすい大きさに割く。*を練り混ぜ、馴染んだらきのこを合わせ更に練り混ぜる。あけびに肉みそを詰める
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5
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フライパンに並べ、下になったあけびの皮が浸るくらいのサラダ油を注ぐ。油の高さが必要なのでフライパンは大きすぎないように。
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7
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片面を8分ほど焼いたら裏返す。更に5~8分ほど焼く。肉みそがかたまらないうちに触りすぎると崩れるので注意。
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8
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蓋を取り、あけびを立てて表面に出ている肉みその部分も焼きつける。あけびの大きさにより加熱時間を加減する。
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9
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肉みそがはみ出ないように量を加減して詰めれば手順8の手間はない。が、こんがり焼きつけた部分も美味しい。お好みで。
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10
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つまようじがスッと刺されば皮には火が通っている。肉にも火が通れば完成。キッチンペーパーに置いて余分な油を切る。
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11
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断面。これは小さいものだが、大きいあけびなら食べやすく切って出すと良い。秋の夜長、日本酒と一緒にいかが?
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12
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調理後は冷凍保存OK。あけびの皮のほろ苦さに負けないよう肉みそは濃いめの味付けが合うと思う。各々好みで加減する。
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コツ・ポイント
味噌は甘めの米こうじ味噌を使用。量は使っている味噌に応じお好みで加減して下さい。焼いている時に触りすぎるとあけびの薄皮がはがれてしまい、形も崩れやすくなるので注意。露地物は味が濃い。栽培物は苦みが少なく食べやすい。好みで選んで下さい。
このレシピの生い立ち
山形ではあけびの皮を食べます。干して保存食にしたり炒め煮にしたりと皮の調理法は様々ありますが、これは秋のご馳走として、またお客様へのおもてなし料理としてこの時期母が必ず作っているものです。母の味と作り方をレシピに残したいと思い書きました。